ノートPCはデスクトップPCと比べてポートが少なく、足りなくなってしまうこともありますよね。
今回はエレコムのドッキングステーション「DST-C12SV/EC」を紹介します。
USBハブやドッキングステーションによって、ポートを増やせるだけでなく、PCからケーブルを抜く手間が少なくなります。
視界からケーブルを無くすことで集中力アップにつながるのもポイント。
ドッキングステーションのメリット | ドッキングステーションの注意点 |
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常にポートを増設した状態でPCを利用できる | USBハブ経由でのHDMI出力はPC側の端子に注意 |
PCを移動させる手間が減る | 電力不足に注意 |
ケーブルが視界の邪魔にならない |
もくじ(クリックでジャンプ)
ノートPCのポートは足りなくなりがち
PCに周辺機器を接続すると、USBポートが足りなくなってしまうことがあります。
私の場合も、画像のようにUSBポートをたくさん使っています。
さらに、USBメモリやWALKMANなど、常時接続していないデバイスを使用するにはポートが足りず、USBハブでポートを増設していました。
PCのUSBポートをたくさん使っていると、移動するときにケーブルの抜き差しが面倒です。
例えばポートを4つ使用している場合は、移動する際に4本のケーブルを抜き、戻ってきたら4本のケーブルを接続しなければなりません。
この手間を解消するため、据え置き型のUSBハブを購入しました。
据え置き型のUSBハブを経由してPCにデバイスを接続することで、ポートを増やせるだけでなく、PCを持ち出すときに抜き差しするケーブルの数が減るのがポイント。
※実際に購入したのは、HDMIポートを搭載し、外部モニターに接続できる「ドッキングステーション」です
USBハブを選んだ基準
USBハブを選ぶための基準としたのは以下の点です。
USBハブを選ぶポイント
- PCに合った接続端子
- 必要十分な数のUSBポート
- 使用用途に合ったケーブルの長さ
- 予算に合った価格
PCに合った接続端子
USBハブを選ぶ際に最も重要な要素が「端子の形状」です。
PCにUSBハブを接続するときには、それぞれの端子が同じでないと接続できませんよね。
基本的にPCの端子はUSB Type-AかUSB Type-Cのどちらかです。
PCとUSBハブをどのように接続するかを事前に確認しましょう。
必要十分な数のUSBポート
USBハブを選ぶうえで、必要な数を接続できる必要がありますよね。
USBハブはポートが5個程度から20個以上まで、様々な製品があります。
ポートの種類も踏まえて選びましょう。
私の場合は、PCで使用することがある以下のポートを賄えるものを選びました。
私にとって必要だったポート
- USB Type-A×2
- HDMI
- イヤホンジャック
イヤホンジャックを搭載しているUSBハブで自分に合ったものがなかったため、変換アダプタを利用してイヤホンジャックとしています。
【スマホにも便利】イヤホンジャックがないPC向けの変換アダプタを紹介【UGREEN Type-C to 3.5mm イヤホン 変換アダプタ】
使用用途に合ったケーブルの長さ
必須ではないものの、検討しておくと良いのが「ケーブルの長さ」です。
私が元々使っていたUSBハブもケーブルが約11cmと短めでした。
最近増えている安いUSBハブには、ケーブルが短いものが多いです。
利用用途によって、必要なケーブルの長さも異なるため、注意しましょう。
例えば私の場合は、PCをモニターアームに載せているため、ケーブルが短いとUSBハブがデスクに届かず、ぶら下がってしまいます。
このような場合はケーブルに負荷がかかってしまい、断線などの破損にもつながりますよね。
エレコムのドッキングステーション「DST-C12SV/EC」
私はエレコムのドッキングステーション「DST-C12SV/EC」を購入しました。
なお、USBハブとドッキングステーションの違いは搭載しているポートの種類です。
HDMIポートなどを搭載し、外部モニターに接続できる製品を「ドッキングステーション」と呼びます。
薄型のサイズ
DST-C12SV/ECのサイズは約9.5cm×4.5cm×1.2cmです。
薄型でコンパクトなため、持ち運びやすいのもポイント。
なお、重さは約67gです。
端子はUSB Type-C
DST-C12SV/ECの接続端子はUSB Type-Cです。
接続するPCやデバイスにUSB Type-Cのポートがあるかを確認しましょう。
なお、搭載しているType-Cポートは1つのため、Type-Cポートは増設できません。
ポートは6つ
DST-C12SV/ECのポートは以下の6つです。
DST-C12SV/ECのポート
- USB Type-A×2
- USB Type-C
- HDMI
- SDカードスロット
- micro SDカードスロット
なお、USB Type-C端子はUSB Power Deliveryに対応しており、PCやデバイスへ最大100Wで給電できます。
ケーブルは30cm
DST-C12SV/ECのケーブルの長さは約30cmです。
ノートPCやタブレットに接続しても、ぶら下がりにくく、ポートに負荷をかけないのが特徴。
ケーブルは硬めのため、長さの割には取り回しが良くない点に注意しましょう。
バスパワータイプで電源不要
DST-C12SV/ECはパソコン側のUSBポートから電源供給を受けることで、接続機器が動作する「バスパワータイプ」です。
ACアダプタの接続が不要でコンセントを探す必要がないため、持ち運びにも便利です。
価格は5,000円
DST-C12SV/ECの価格は、公式サイトでは7,392円(税込)です。
Amazonでは約5,000円で購入できます。
クーポンの利用やセールのタイミングでは、さらに安く購入できる可能性があります。
エレコムのドッキングステーションを実際に使って感じた魅力・メリット
ここからは、エレコムのドッキングステーションを実際に使って感じた魅力を紹介します。
ココが魅力
- 常にポートを増設した状態でPCを利用できる
- PCを移動させる手間が減る
- ケーブルが視界の邪魔にならない
常にポートを増設した状態でPCを利用できる
私はこれまで、必要なタイミングのみUSBハブを接続していました。
据え置き型のドッキングステーションを使うと常にポートを増設した状態となるため、USBハブを付け外しする手間がありません。
必要なポートを確保しておくのはストレスが少ないことを実感しました。
PCを移動させる手間が減る
PCと各デバイスとの接続がドッキングステーションに集中するため、移動してPCを使うときに抜き差しするケーブルの数が減ります。
ドッキングステーションに接続されているデバイスはそのままでいいので、移動が楽になりますね。
ケーブルが視界の邪魔にならない
ドッキングステーションを使うことで、PCに直接接続するケーブルを減らすことができます。
ケーブルをPCのディスプレイ付近から移動させられるので、ディスプレイを見る際に視界を邪魔しなくなります。
作業中で視線が散らばりにくくなり、集中力アップにつながるのもポイント。
エレコムのドッキングステーションを実際に使って気になる点・デメリット
ここからは、エレコムのドッキングステーションを実際に使って気になる点を紹介します。
ココに注意
- USBハブ経由でのHDMI出力はPC側の端子に注意
- 電力不足に注意
USBハブ経由でのHDMI出力はPC側の端子に注意
USBハブを使ってHDMI出力をする場合は、USBポートが映像出力に対応しているか確認しましょう。
特にWindowsでは、USBポートが映像出力に対応していないことがあります。
PCのスペックを確認すると、以下のように記載されていることが多いです。
電力不足に注意
バスパワータイプのUSBハブでは、消費電力が問題となることがあります。
接続する機器が多かったり、消費電力の大きいDVDドライブなどを接続したりすると、上手く動作しないことも。
電力不足を解決するには、ACアダプタを使うセルフパワータイプのUSBハブを使いましょう。
また、USB Type-C端子のUSBハブを選ぶと、安定動作する可能性もあります。
USB Type-C端子はUSB Type-A端子と比べて流せる電力が大きいためです。
おわりに
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回はエレコムのドッキングステーション「DST-C12SV/EC」を紹介しました。
USBハブやドッキングステーションによって、ポートを増やせるだけでなく、PCからケーブルを抜く手間が少なくなります。
視界からケーブルを無くすことで集中力アップにつながるのもポイント。
ドッキングステーションのメリット | ドッキングステーションの注意点 |
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常にポートを増設した状態でPCを利用できる | USBハブ経由でのHDMI出力はPC側の端子に注意 |
PCを移動させる手間が減る | 電力不足に注意 |
ケーブルが視界の邪魔にならない |
※記事内容は公開当時の情報に基づくものです。