ライブハウスやフェスでは、日常生活では耳にしない大音量で演奏を聴きます。
それが魅力である一方で、耳が痛く感じる方もいるのではないでしょうか。
大音量を聴きすぎると、聴覚障害を引き起こすこともあるので注意が必要です。
趣味を長く楽しむためにも、体を大切にしたいですよね。
今回は聴覚保護を目的に開発された「ライブ用の耳栓」を紹介します。
耳が痛く感じるような大音量を和らげることができるので、ライブやフェスに参加する方にはおすすめです。
ライブ用の耳栓のメリット | ライブ用の耳栓の注意点 |
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音質を変えずに音量を下げてくれる | 遮音や騒音対策には向かない |
イヤホンよりも装着時のストレスがない | |
音楽を聴く以外にも使える | |
水洗い可能で衛生的 |
もくじ(クリックでジャンプ)
音楽を長く楽しむために耳を大切にしたい
楽器を演奏したり、ライブハウスやフェスへ行ったりすると、日常生活にはない大きい音を耳にしますよね。
私は趣味でバンド活動をしているので、ライブハウスや演奏スタジオで大きい音に触れることが多いです。
楽しい趣味ですが、「将来、耳が聞こえづらくなるのではないか」ということが気になり始めました。
聴覚障害になってしまうと、音楽を楽しむどころか日常生活も不自由になってしまいます。
これは楽器を演奏する人だけでなく、音楽を聴いて楽しむ人も気を付けたいですよね。
音楽を聴くとき用の耳栓がある
「ライブ用の耳栓」をご存知でしょうか。
聴覚保護を目的として開発された、ライブの大音量による耳へのダメージを抑えてくれる耳栓です。
「イヤープロテクター」や「イヤープラグ」とも呼ばれます。
私は「CRESCENDO」というブランドの「MUSIC」という耳栓を使っています。
CRESCENDOは聴覚保護を目的としたブランド
CRESCENDOは聴覚保護を目的とした耳栓のブランドです。
オランダの「Dynamic Ear Company」社が開発や生産をしています。
CRESCENDOには以下の3つの製品シリーズがあります。
製品シリーズの中にも、様々なシチュエーションに合わせたモデルがあるため、利用シーンに合わせて選べるのがポイント。
- Crescendo Pro Music シリーズ
音響特性に優れ、元のサウンドを失うことなく、耳に安全な音量にすることを目的としたシリーズ。 - Situational シリーズ
幅広いシチュエーションに対応したシリーズ。
睡眠時の騒音やスタジアムの歓声、花火の音やマリンスポーツでの水の侵入などに適したモデルがあります。 - Work シリーズ
産業用の聴覚保護器具として、作業に伴う騒音を抑えることを目的としたシリーズです。
製品シリーズ、および各製品モデルはCRESCENDOの公式サイトで確認できます。
公式サイトはこちら。
Crescendo Music 20のパッケージ内容と外観
私が購入したのはCrescendo Pro Music シリーズの「Crescendo Music 20」という製品です。
遮音効果は約20dBです。
Crescendo Music 20のパッケージには、耳栓と持ち運び用のケース、2種類の取扱説明書が入っています。
取扱説明書に日本語の説明はありませんが、使い方のイラストが記載されているので理解できます。
耳栓のサイズは大と小の2種類。
最近はカナル型イヤホンにも、サイズの異なるイヤーピースが付属していますよね。
イヤーピースと同じ感覚でサイズを選びましょう。
私はイヤーピースは中、もしくは小サイズがちょうど良く、耳栓も小で問題ありませんでした。
フィルターによって遮音効果が生まれる
耳栓は耳に入れる「イヤーチップ」と「フィルター」部分に分かれています。
フィルターによって、Crescendo Music 20の遮音効果が実現されています。
フィルターは2つしか入っていないので、使用するイヤーチップに付け替えましょう。
フィルターの付け替え方も説明書にイラストで記載されています。
ケースは持ち運びやすいコンパクトサイズ
ケースは金属製でシンプルなデザインです。
ケースのサイズは6cm×1.7cm程度で、かさばらないサイズなのもポイント。
価格は2,300円
Crescendo Music 20の価格は2,310円です。
Amazonでは1,000円台で購入できることも多いので、確認しましょう。
Crescendo Music 20を実際に使って感じた魅力・メリット
ここからは、Crescendo Music 20を実際に使って感じる魅力を紹介します。
ココが魅力
- 音質を変えずに音量を下げてくれる
- イヤホンよりも装着時のストレスがない
- 音楽を聴く以外にも使える
- 水洗い可能で衛生的
音質を変えずに音量を下げてくれる
Crescendo Music 20では、約20dBの遮音効果があります。
Crescendo Music 20を装着して演奏を聴くと、音質は変えずに音量のみを抑えてくれます。
耳が痛いと感じる、高音域のキーンとする音を抑えられるイメージです。
音が「聴こえなくなる」のではなく「柔らかくなる」感覚で、装着しても音楽をしっかり楽しむことができます。
イヤホンよりも装着時のストレスがない
Crescendo Music 20はシリコン製なので、柔らかいです。
着けたときに密着感はあるものの、イヤホンと比べて耳のストレスは少ないのがポイント。
また片耳で約0.7gの軽さで、重みを感じません。
私が使っているイヤホン「Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro」は約5.4gなので、装着時の重さにも違いがあります。
音楽を聴く以外にも使える
Crescendo Music 20は音楽を聴く以外のシチュエーションで使えます。
CRESCENDOには様々なシチュエーションに適した商品がありますが、まずは1種類でいろいろ試してみるのがおすすめ。
- 睡眠時の騒音対策として使える
Crescendo Music 20をして寝てみたところ、ぐっすり寝ることができました。
イヤホンを着けて寝ると、寝返りをして体が横になったときに痛いですよね。Crescendo Music 20は柔らかいのでそのような心配はありません。 - 作業に集中するために使える
Crescendo Music 20を着けて作業すると、周囲の音量を下げてくれるので集中できます。
あくまで音量を下げる程度で、音自体は消えない点には気を付けましょう。
着用時の圧迫感やストレスがイヤホンよりもないので、長時間の作業にも使いやすいです。
水洗い可能で衛生的
Crescendo Music 20は水洗いができます。
清潔感を保てるので、長く使うことができるのもうれしいですよね。
CRESCENDO MUSICを実際に使って気になった点・デメリット
ここからは、Crescendo Music 20を実際に使って気になる点を紹介します。
ココに注意
- 遮音や騒音対策には向かない
遮音や騒音対策には向かない
Crescendo Music 20の遮音効果は、あくまで「大きな音をマイルドにする」程度です。
そのため、日常生活の音を完全に遮音したい場合、より遮音効果の高い耳栓を選びましょう。
例えば、家の近くの工事の音がうるさい場合などは、CRESCEND MUSICは適していません。
おわりに
最後まで読んでいただきありがとうございました。
楽しい趣味を続けるためにも、体は大切にしたいですよね。
今回は耳を大切にするために、「CRESCEND」のライブ用の耳栓「MUSIC」を紹介しました。
耳が痛く感じるような大音量を和らげることができるので、ライブやフェスに参加する方にはおすすめです。
ライブ用の耳栓のメリット | ライブ用の耳栓の注意点 |
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音質を変えずに音量を下げてくれる | 遮音や騒音対策には向かない |
イヤホンよりも装着時のストレスがない | |
音楽を聴く以外にも使える | |
水洗い可能で衛生的 |
※記事内容は公開当時の情報に基づくものです。