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【動画編集】iPhoneで画面収録した動画をMacBookで編集するときの注意点

2022年4月1日

最近、スマートフォンで遊んでいるゲームのプレイ動画をYoutubeに投稿し始めました。

動画の撮影にはiPhoneの「画面収録」機能を使っています。
撮影した動画をMacBookで編集する際に躓いた点を紹介します。

だれでも手軽に動画編集・投稿できる時代になった

近年、YoutubeやTikTokをはじめとした動画配信サービスが流行しています。
またスマートフォンやアプリによって、だれでも簡単に動画の編集や投稿をできる時代になりました。

私も趣味として遊んでいるゲームのプレイ動画を、記録のために投稿し始めました。

iPhoneの「画面収録」機能は便利

iPhoneの「画面収録」はiOS11で追加された「画面を動画として録画する」機能です。
これまでは画面の静止画のみ撮影できましたが、この機能が追加されてからは動画を撮影することが可能になりました。

iPhoneの画面収録については以下で記事にしています。

【動画編集】iPhoneの画面収録はゲーム動画の撮影に便利

注意点:iPhoneで画面収録した動画をそのままMacBookのiMovieに取り込むと音が出ない

以下の手順で動画を編集しようとしたところ、動画の音が出ないことに気が付きました。

  1. iPhoneの「画面収録」機能で動画を撮影
  2. 撮影した動画をiPhoneからMacBookへ移動
  3. MacBookの「iMovie」で移動した動画を取り込み、編集

MacのiMovieはiPhoneで画面収録した動画に対応していない

iPhoneの画面収録で撮影した動画のフォーマットはMacBookのiMovie対応のフォーマットではないようです。

拡張子はmp4なので一見すると対応しているようですが、MacBookのiMovieに取り込むと以下の通り、音声の波形が表示されません。

  • iPhoneのカメラ機能で撮影した動画
    音声を表す波形が映像の下に表示されています。
  • iPhoneの画面収録で撮影した動画
    音声を表す波形が表示されません。

解決方法1:iMovieに取り込む前にフォーマットを変更する

MacのQuickTime Playerで簡単にフォーマットを変更できる

QuickTime Playerは、MacOSのパソコンにデフォルトで搭載されているツールです。
QuickTime Playerで出来ることは、動画再生・動画撮影・画面録画・音声録音などです。

QuickTime Playerでは、iMovieに対応するフォーマットへ簡単に変更できます。
「ファイル」→「書き出す」で映像規格(4K~480p)を選択すると、フォーマットを変更した新規ファイルとして保存できます。

QuickTime Playerで書き出したファイルの拡張子はmovです。
書き出したファイルをiMovieに取り込むと、音声を表す波形が表示されるようになりました。

変換する際には解像度に注意

QuickTime Playerでファイルを書き出すときは、選択する映像規格に注意が必要です。
元のファイルの解像度よりも高い映像規格で書き出すことはできません。

例えば、私が使用しているiPhone SE(2020年版)の解像度は1,334×750ピクセルで、映像規格は約720pになります。
ファイル書き出しのときに720p以上を選ぶと上手く書き出しできず、書き出したファイルは映像が真っ黒になってしまいました。

映像規格を元ファイルよりも低い420pにすると上手く書き出しできましたが、解像度が明らかに下がってしまいました。

解決方法2:iPhoneのiMovieで編集を行う

iPhoneのiMovieでは画面収録した動画をそのまま編集可能

MacBookではなくiPhoneの「iMovie」アプリであれば、画面収録した動画を音ありで編集できます。
「iMovie」アプリは、iPhoneにデフォルトでインストールされています。

QuickTime Playerによるファイル書き出しでは画質が落ちてしまうため、私はiPhoneのiMovieを使用しました。

Mac版iMovieと比べて制限があることに注意

iPhoneのiMovieでは使える機能に制限があります。
基本的にはMacのiMovieがフルバージョンであることに対して、iPhoneのiMovieは機能削減バージョンのようです。

一方で、簡単な動画編集機能はiPhoneのiMovieでもできるため、私のような動画編集の初心者がまず試してみるには十分かもしれません。

おわりに

最後まで読んでいただきありがとうございました。

今回はiPhoneで画面収録した動画をMacBookで編集する場合に躓いた点を紹介しました。

まずはiPhone版のiMovieで動画編集に慣れ、より高度な編集をするときにはMac版のiMovieを利用してみます。

※記事内容は公開当時の情報に基づくものです。



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