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スイッチ付き電源タップはいらない?メリットとデメリットを紹介【一括と個別のスイッチ付きがおすすめ】

近年は電気代の高騰が続いているため、これまでよりも節電を意識し始めた人も多いですよね。

今回はスイッチ付き電源タップを紹介します。
世帯あたり年間で6,000円以上とされている「待機電力」の削減に役立つ電源タップです。

使うときには、無理に元を取ろうとしないのがポイント。
気にしすぎるとストレスになるので、あくまで節電に意識を向けるアイテムと捉えるのがおすすめ。

無駄な電気代を払いたくない

家電は電源をオフにしていても、コンセントに接続していると待機電力が発生します。
その名の通り、いつでも電源を入れられる状態で待機するために発生する電力です。

資源エネルギー庁の報告によると、待機電力は一般家庭の消費電力の約5.1%とされています。
電気代にすると、年間で6,156円にもなるようです。

使っていないときに発生する電気代なので、使用時に影響がないのであれば、できるだけ削減したいですよね。

スイッチ付き電源タップは節電につながる

待機電力の削減に役立つのが「スイッチ付き電源タップ」です。
私はサンワサプライ電源タップを使っています。

手軽に節電できる

電源タップに付いたスイッチをオフにするだけで、コンセントの通電を無くすことができます。
家電を使っていないときに、コンセントをプラグから抜くことなく、待機電力を削減できるのが特徴。

個別スイッチ付きの電源タップがおすすめ

スイッチ付き電源タップには、スイッチの種類が2種類あります。

電源タップの全てのコンセントの通電を一括で切り替える「一括スイッチ」と、各スイッチの通電を個別に切り替えられる「個別スイッチ」です。
個人的には両方のスイッチが付いている電源タップがおすすめ。

個別スイッチは使うコンセントのみ通電できるのがポイント。

家電によって使うタイミングが異なるため、個別スイッチがあると便利です。

全てのコンセントの電源をオンオフできる一括スイッチ。

一方で、就寝時には全ての電源を切れる一括スイッチが役立ちます。

スイッチランプで切り忘れを防げる

スイッチ付き電源タップには、電源がオンのときに光る「スイッチランプ」が付いている商品があります。
スイッチランプのメリット・デメリットは以下です。

スイッチランプのメリットスイッチランプのデメリット
・消し忘れに気付きやすい
・電源タップの故障に気付きやすい
・視界に入ると気になる
・電気代がかかる
年間の電気代は1つのランプにつき23円程度。

個人的には、視界に入る電源タップはランプなしがおすすめ。

スイッチ付き電源タップは誤操作に注意

スイッチ付き電源タップは、電源のオン・オフでそれぞれ気を付けることがあります。

  • 家電の主電源を切ってからスイッチをオフにしよう
  • スイッチの入れ忘れに注意

家電の主電源を切ってからスイッチをオフにしよう

電源をオフにすると通電しなくなるため、家電の電源プラグをコンセントから抜いたときと同じ状況になります。

家電の主電源を切ってから電源タップのスイッチをオフにしましょう、
主電源が点いた状態でスイッチをオフにすると、火災や家電の故障の原因になります。

スイッチの入れ忘れに注意

サンワサプライの電源タップは、一括スイッチにのみランプが付いている。

光らない電源タップはすっきりした見た目で使いやすいですが、オン・オフがわかりにくい点に注意しましょう。

その場で使う家電であれば困りませんが、出かける前に短時間で充電したいときなどは、いざ出かけるときに充電できていないことに気付くことも。
急いでいるときほど確認するようにしましょう。

使い方によっては無駄になってしまうことも

スイッチ付き電源タップは、以下のような理由から、節約につながらない場合もあります。
節約につながる使い方を意識するのがポイント。

  • 初期費用が高い
  • スイッチを押すのが面倒
  • 電源を頻繁にオンオフしない家電は適さない

初期費用が高い

個別スイッチ付き電源タップは、スイッチのない一般的な電源タップと比べて価格が高く、2,000円程度する商品が多いです。
元を取ろうとすると、こまめにスイッチをオフにして節電しなければなりません。

過度に気にするとストレスになってしまうので、あくまで節電に意識を向けるアイテムと捉えるのがおすすめ。

スイッチを押すのが面倒

背面には壁掛け用の穴がある電源タップは設置に便利。

個別スイッチ付き電源タップは、スイッチを押す手間がデメリット。
毎日使う家電は、毎日スイッチを押す必要があります。

電源タップは足元や壁際といった邪魔にならない場所に置いていることが多いので、手を伸ばすのが面倒ですよね。

一括スイッチ付きの電源タップであれば、スイッチを押す回数を減らせるため手間を削減できます。

電源を頻繁にオンオフしない家電は適さない

エアコンのような家電はコンセントからプラグを抜いたほうが良い。

スイッチ付き電源タップは、全ての家電に適しているわけではありません。
電源を頻繁にオン・オフしない家電は、普通の電源タップを使いましょう。

例えばエアコンは「コンセントをつなげてから数時間は運転させないでください」という注意書きがあります。
エアコンの場合はスイッチのオンオフではなく、使わない季節になったらコンセントごと抜いてしまうのがおすすめ。

また、空気清浄機のような常に点けておきたい家電も、スイッチ付き電源タップは控えましょう。
接続しているだけで、一括スイッチが使いづらくなってしまいます。

おわりに

最後まで読んでいただきありがとうございました。

今回はスイッチ付き電源タップを紹介しました。
世帯あたり年間で6,000円以上とされている「待機電力」の削減に役立つ電源タップです。
使うときには、無理に元を取ろうとしないのがポイント。
気にしすぎるとストレスになるので、あくまで節電に意識を向けるアイテムと捉えるのがおすすめ。

※記事内容は公開当時の情報に基づくものです。



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