PCを買い替えたときはソフトやデータを移行する手間があり、とても面倒ですよね。
ソフトのライセンスによっては移行できず、新たに購入する必要もあります。
今回はOfficeの互換ソフト「WPS Office 2」の移行方法を紹介します。
WPS Office 2は複数のPCで同時に使うことはできませんが、ライセンスを移行することができます。
もくじ(クリックでジャンプ)
WPS Office 2は売上本数がNo.1のOffice互換ソフト

私はキングソフトの「WPS Office
」を利用しています。
WPS Office 2はMicrosoft Officeの互換ソフトの1つです。
値段の安さと機能の充実度から、数ある互換ソフトの中で売上本数がNo.1の商品です。
WPS Office 2については以下の記事で紹介しています。
こちらも参考になれば幸いです。
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【互換ソフト】WPS Office 2は安価で十分な機能【Microsoft Officeとの違い】

WPS Office 2のライセンスは複数のPCで共有できない

WPS Office 2では、1つのライセンスにつき1つのPCで利用できます。
WPS Office 2のライセンスを購入すると、シリアル番号が発番されます。
私の場合はAmazonでWPS Officeを購入したので、Amazonの「PCソフトダウンロードライブラリ」からシリアル番号の確認やアプリをダウンロードできます。
このシリアル番号を入力し、利用している端末を管理する仕組みです。

携帯端末とライセンスを共有できる「マルチデバイス」機能

複数のPCでライセンスを共有することはできませんが、PCと携帯端末では共有可能です。
Windows向けのWPS Office 2ライセンスには「マルチデバイス」機能があり、Android端末・iOS端末組み合わせ自由で2台利用できます。

WPS Office 2はPCを変更したときにライセンスを使いまわせる
では、PCを買い替えた時にはWPS Office 2のライセンスも再度購入する必要があるのでしょうか。
答えは「No」で、WPS Office 2のライセンスは、PCの変更に合わせて使いまわすことができます。
ライセンスの使いまわしは、4ステップで簡単に行えます。
- ユーザー情報を登録する
- 保有するライセンスと旧PCの紐づけをなくす
- 新PCへWPS Office 2のアプリをインストールする
- 新PCとライセンスを紐づける
なお、以下のKINGSOFTのサポートページからも、利用するPCの変更方法を確認できます。
1.ユーザー情報を登録する
まずは「KINGSOFT ユーザー登録ページ」にて、ユーザ情報を登録します。
ユーザー登録をすると、ユーザーが持つライセンスを管理できるようになります。
PCの故障や買い替えのときには、既に利用されているライセンスの情報を解除することによって、新しいPCで利用できるようになります。

2.保有するライセンスと旧PCの紐づけを解除する
ユーザー情報ページにアクセスすると、「購入した製品情報」にユーザーが保有しているライセンス(シリアル番号)が表示されます。
旧PCで使っている場合は「使用中」と表示されているので、「解除する」をクリックして、ライセンスと旧PCの紐づけを解除しましょう。


3.新PCへWPS Office 2のアプリをインストールする
次に、新PCへWPS Office 2のアプリをインストールします。
インストールの方法は、過去に旧PCにインストールしたときと同様です。
私の場合はAmazonでWPS Officeを購入したので、Amazonの「PCソフトダウンロードライブラリ」からダウンロードしました。

4.新PCとライセンスを紐づける
新PCとライセンスの紐づけ方法も、過去に旧PCで行った操作と同じです。
WPS Office 2のいずれかのアプリを開き、「ヘルプ」>「シリアル管理」を選びます。
デフォルトでは試用版のシリアル番号のみ登録されています。

保有しているシリアル番号を追加し、登録したシリアル番号を選択した状態で「OK」ボタンをクリックしましょう。
「シリアル管理」を確認すると、登録したシリアル番号が(有効)と表示されれば、移行完了です。
すぐに反映されない場合もあるので、少し時間をおいてから確認しましょう。

おわりに
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回はPCを買い替えた際のOfficeの互換ソフト「WPS Office 2」の移行方法を紹介しました。
WPS Office 2は複数のPCで同時に使うことはできませんが、ライセンスを移行することができます。
実際に移行したところ、10分もかからずに移行できました。
パソコンの買い替え時はいろいろなソフトやデータの移行が面倒ですが、簡単な操作なのでとても助かりました。
私は新しいPCでも引き続きWPS Officeを使います。


※記事内容は公開当時の情報に基づくものです。