PCやサーバーを使っていると、ディスクの空き容量が少なくなることがありますよね。
ディスクを増設して空き容量を増やす前に、まずは実態を確認しましょう。
今回はディスクの使用状況を表示するソフト「Diskinfo」を紹介します。
ドライブの使用状況を視覚的に確認できるため、ファイルを整理するときに役立ちます。
インストール不要で手軽に使えるのもポイント。
もくじ(クリックでジャンプ)
DiskInfoはドライブの使用状況を可視化できるフリーソフト
DiskInfoはPCのドライブ内を整理するときに役立つフリーソフトです。
フォルダごとの使用量や使用率を一覧で表示します。
DiskInfoのできることは以下の通りです。
DiskInfoは指定したフォルダ内に対して、以下の機能を利用できます。
DiskInfoのできること
- フォルダごとにサイズを一覧表示
- 拡張子別や期間別にサイズを表示
- ファイルのない空のフォルダを検出
- 同一ファイルを検出
- 過去に保存した解析結果との比較
- 解析結果をExcel、CSVファイルにエクスポート
DiskInfoはフリーソフトのため、これらの様々な機能を無料で使えるのもうれしいですね。
DiskInfoはインストール不要
DiskInfoはインストール作業が不要なのがポイント。
ダウンロードしたZipファイルを解凍するだけで、すぐに使えます。
すぐに使えるだけでなく、インストール不要なことは安心感もありますよね。
PCにソフトをインストールすることには抵抗がある人も多いのではないでしょうか。
DiskInfoは外付けのドライブにも対応
DiskInfoでは、PC内臓のドライブだけでなく、外付けドライブにも使えます。
外付けのHDDやSSDはもちろん、ネットワーク上のNASやサーバーも扱えるのがポイントです。
ただし、ネットワーク経由よりも、ローカルで実行した方が早い点に注意しましょう。
DiskInfの使い方は簡単
ここからは、DiskInfoの使い方を紹介します。
Diskinfoをダウンロードし、実行する
まずはDiskinfoをダウンロードします。
Diskinfoの作成者様によるホームページは既に閉鎖されているため、Vectorや窓の杜などのソフトウェア紹介サイトを利用しましょう。
次に、ダウンロードしたZipファイルを解凍しましょう。
Zipファイルの中には、実行用のexeファイルだけでなく、説明書であるReadMeも格納されています。
解凍後のフォルダにある「DiskInfo3.exe」を実行しましょう。
インストールする必要がないので、安心して実行できますね。
ドライブの解析方法
上部のメニューの「ファイル」→「解析」を選びましょう。
フォルダを選択して少し待つと、解析結果とフォルダ内の使用状況が表示されます。
占有率がグラフ表示されるため、容量の大きいフォルダやファイルがわかりやすいのが特徴です。
配下のフォルダをダブルクリックすると、中を辿っていくことができます。
様々な機能を利用できる
上部のメニューの「ツール」から、様々な機能を利用できます。
利用できる機能は以下の通りです。
ツールメニューからできること
- フォルダごとにサイズを一覧表示
- 拡張子別や期間別にサイズを表示
- ファイルのない空のフォルダを検出
- 同一ファイルを検出
- 過去に保存した解析結果との比較
また、上部のメニューの「ファイル」では、解析結果の保存やエクスポートをできます。
保存した解析結果は、DiskInfo3.exeと同じフォルダにある「history」にdatファイルとして保存されます。
DiskInfoで開くことができるファイルです。
管理者権限で開くのがおすすめ
容量が大きいファイルやフォルダを探すときには、DiskInfoを管理者権限で開くのがおすすめ。
管理者権限が必要なフォルダも取得できるようになるため、実際の使用量とソフトで確認できる使用量が一致しやすいです。
理由はわかりませんが、エクスプローラーを管理者権限で開いたときには見えないファイルが表示されることもあります。
私の場合はDiskinfoを管理者権限で開くことによって、Windowsのイメージバックアップの履歴を確認できました。
【Windows11】外付けHDDの空き容量が合わないときの対処法【使用領域の解放】
おわりに
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回はディスクの使用状況を表示するソフト「Diskinfo」を紹介しました。
ドライブの使用状況を視覚的に確認できるため、ファイルを整理するときに役立ちます。
インストール不要で手軽に使えるのもポイント。
※記事内容は公開当時の情報に基づくものです。