私が勤めている会社では、健康保険で年に一度、歯科健診を受診することができます。
これまでは受診したことがありませんでしたが、今年度は初めて受診してみました。
もくじ(クリックでジャンプ)
歯の詰め物が取れたのが受診のきっかけ
歯医者さんによると、私は歯石がたまりやすく虫歯になりやすいようです。
そのため、永久歯になってからも虫歯の治療をし、詰め物を付けています。
最近、食事中に詰め物が取れたので歯医者に行こうとしていました。
せっかくなので現在の虫歯の状況も知りたかったので、健康保険で受けることができる歯科健診を受診しました。
歯科健診の受診内容
受診した歯科健診の内容は以下の4点でした。
これまでは虫歯治療のための通院しかしたことがなく、歯肉の状態を診てもらったのは初めてだったので新鮮でした。
- 現在歯・喪失歯の状況
⇒小学生のときに学校で受けた内容と同じです。歯を診てもらい、1本ずつ「健全歯」や「C」などの状態を教えてもらえます。
状態の意味は、診断後に渡される歯科健診診断票に書いてあったので後で確認できました。 - 歯肉の状況
⇒歯肉を1つずつ診てもらい、1のように歯肉の状態を教えてもらいます。
歯肉が健全か腫れているかだけでなく、歯こうの溜まり具合や歯周病の所見もチェックしてもらえます。 - 口腔清掃状況
⇒口腔の状態から、日ごろの歯磨きに改善点があるかを教えてもらえます。 - その他、口に関わる相談
⇒1~3の結果を教えてもらったうえで、歯医者さんへ質問や相談ができる時間がありました。
歯科健診の受診までの流れ
歯科健診は健康保険組合のホームページから申し込みを行いました。
流れは治療を受けるときの一般歯科と同じで、受診する歯科医院と日程を選んで申し込みました。
申し込みの際には、「治療が必要な場合は続けて治療を受ける」という希望を予め伝えることができます。
受診後には「歯科健康診断票」を受け取りました。
歯科健康診断票では、詳細な受診結果に加えて、以下のチェック項目で口腔の状態を確認できます。
<チェック項目>
- お口の中は良好な状態です。
- 歯こう・歯石が溜まっています。
- 歯の治療が必要です。
- 歯肉が少しはれています。
- 詳しい検査が必要です。
- 歯周病の治療が必要です。
受診費用は無料
私が加入している健康保険組合では、無料(窓口負担なし)で受けることができました。
保険によって変わるかもしれないため、自分の加入している健康保険組合を確認ください。
無料で受診できる場合は利用して損はないので、ぜひ利用しましょう。
歯科健診はおすすめ
初めて歯科検診を受診しましたが、無料だったこともあり、とても満足でした。
一般的には3か月に1回受診するのが良いと言われていますが、億劫な人はまずは年に一度でも受診した方が良いと感じました。
自分ではわからないことを教えてもらえる
私は今回の健診で「無意識に歯ぎしりをしている」と詰め物が取れた理由を教えてもらいました。
全く自覚がなかったので驚きましたが、受診しなければ気づかなかったことにアドバイスをもらえて助かりました。
虫歯や歯周病の予防になる
私はこれまで自分が「虫歯かな」と感じたタイミングで通院していました。
しかし歯科健診を受けることにより、自分が気づいていない段階の虫歯を発見し、早期に治療を受けることができます。
また歯肉の状態や歯周病の治療の要否といった、口腔全体の状態をチェックしてもらえます。
口の中は、普段自分が目にする機会は少ないので、大惨事になる前に予防できるのは嬉しいです。
※記事内容は公開当時の情報に基づくものです。