格安SIM

楽天最強プランのメリットとデメリットとは?【旧プランとの違いを紹介】

2023年6月28日

楽天モバイルは開始当初から、利用料金に合わせて月額料金が変動するシンプルな1プランを提供しています、
2023年6月より、「Rakuten UN-LIMIT VII」から「Rakuten最強プラン」にリニューアルされました。

今回はRakuten最強プランを紹介します。
Rakuten最強プランは最も安く無制限のデータ通信を行えるプランです。追加料金不要でテザリングを制限なく使えるのもポイント。
低速モードなどで高速データ通信を止めることはできないため、格安SIMの代わりとしてはおすすめしません。

Rakuten最強プランの3つの特徴

Rakuten最強プランでは、以下の3つを「最強」の理由としています。

Rakuten最強プランが最強の理由

  • データ通信が最強
  • 通話が最強
  • 価格が最強

データ通信が最強

Rakuten最強プランの最大の特徴は、国内の通信エリアではどこでも高速データ通信が使い放題であることです。
従来のRakuten UN-LIMIT VIIでは、パートナー回線エリアでの高速通信の利用には制限がありましたが、Rakuten最強プランでは制限がなくなりました。

プランデータ高速無制限エリア
Rakuten UN-LIMIT VII楽天回線エリア:データ無制限
パートナー回線エリア:5GB/月
Rakuten最強プラン国内の通信エリアどこでもデータ無制限
旧プランと現行プランのデータ高速無制限エリアの比較。

パートナー回線エリアとは、楽天モバイルが自社回線でカバーできないエリアです。
パートナー回線エリアではKDDIの回線を使って通信(=ローミング)しています。

通話が最強

スマホアプリ「Rakuten Link」を利用することで、国内通話が無料となります。
海外から日本の電話番号への国際通話も無料です。

着信相手がアプリを使っている必要はありません。
データ利用量に加算されないのもポイント。

なお、「Rakuten Link」を使わない場合の通話料金は30秒当たり22円です。

価格が最強

Rakuten最強プランでは、毎月のデータ利用量に応じて支払金額が決まります。
月ごとにデータ利用量に差があっても、プランを変更しなくて済むのはうれしいですね。

データ利用量月額料金(税込)
~3GB1,078円
3GB~20GB2,178円
20GB~無制限3,278円
データ利用量と月額料金。

「価格が最強」と謳われる理由は、4大キャリアのデータ無制限プランの中で最も安いためです。(プラン開始時の2023年6月1日時点)

最安値は1,078円(税込)で、格安SIMとしては一般的。
なお、従来プランと価格は同じです。

Rakuten最強プランの魅力・メリット

ここからは、Rakuten最強プランを利用する魅力を紹介します。

ココが魅力


  • データ無制限プランは最安値
  • 通話料が0円
  • 楽天ポイントが貯まりやすい
  • テザリングを無料で利用できる

データ無制限プランは最安値

Rakuten最強プランは最も安く大容量のデータ通信を行えるプランです。
docomo、au、softbankのデータ無制限プランの月額料金は約7,000円のため、Rakuten最強プランは半額以下であることがポイント。

キャリア名(プラン名)プラン内容月額料金(税込)
docomo(eximo)3GB~無制限7,315円
au(使い放題MAX 5G/4G)3GB~無制限
※テザリングなどは合計30GBまで。
7,238円
softbank(メリハリ無制限)3GB~無制限7,238円
楽天モバイル(Rakuten最強プラン)20GB~無制限3,278円
楽天モバイル以外のキャリアでは、利用量が3GB以下の月は1,650円の割引がある。docomoのeximoは2023年7月からのプラン。

20GB以下の場合の月額料金も、他社と比べて一般的です。
データ利用量が少ない月でも、損をしないのはうれしいですよね。

通話料が0円

Rakuten Linkを使うと通話料が無料となるため、通話料を気にせずに電話できます。
相手が楽天モバイルである必要がないのもポイント。

LINEのようなアプリでの通話やネットの予約などが普及し、電話をする機会は昔と比べて減りましたよね。
しかし、役所やサポートセンターへの問い合わせなど、電話することの多い月に通話料金は積み重なりがちです。

電話が増えても毎月の支払額が増えることはなく、ストレスが減ります。

楽天ポイントが貯まりやすい

楽天モバイルを契約すると、楽天ポイントが貯まりやすくなります。

楽天モバイルは楽天市場での買い物時のポイント還元率がアップするプログラム「SPU」の1つです。
楽天モバイルを契約しているだけで、楽天市場で買い物した際の獲得ポイントが+1%されます。

楽天モバイルの料金の支払いに楽天ポイントを使うこともできるため、身の回りの物を楽天サービスで固めるのもおすすめ。

テザリングを無料で利用できる

Rakuten最強プランでは、テザリングに使えるデータ容量に制限はありません。
基本料金に含まれているため、追加料金はもちろん、申し込みも不要で気軽に使えます。

20GB以上はデータ無制限で利用できるRakuten最強プランは、テザリングと相性が良いですよね。

なお、デザリングはデータ通信量として加算されます。

Rakuten最強プランの気になる点

ここからは、Rakute最強プランの気になる点を紹介します。

ココに注意


  • 格安SIMとしては使えない
  • 回線速度はやっぱり心配

格安SIMとしては使えない

月額料金のキャッチフレーズである「使わなければ勝手に安くなる」は「使えば自動的に高くなる」ともいえます。
Rakuten最強プランは大容量のデータを安く利用できる一方で、データ利用量を3GBや20GBで止めることはできず、低価格で使い続けるのは難しいです。

格安SIMの代わりとしては、Rakuten最強プランは使いにくいことに注意しましょう。

Rakuten最強プランでは低速モードがなくなった

旧プランである「Rakuten UN-LIMIT VII」には低速モードがありましたが、Rakuten最強プランに低速モードはありません。
常にデータ通信量として加算されてしまうので注意しましょう。

少ないデータ量で生活するには、低速モードを搭載している格安SIMがおすすめ。
スマホを触っていないときの通信量を抑えることができます。

低速モードを利用して節約する場合には、低速モード時の通信速度も考慮して格安SIMを選びましょう。
私は安さを求めてNUROモバイルを選びましたが、最大200kbpsでは不便に感じることも。

NUROモバイルの低速モードは遅い?他社やプランごとの通信速度の比較。

回線速度はやっぱり心配

楽天モバイルを使う上で気になるのはやはり通信品質です。
楽天モバイルの開始当初と比べると改善されているという口コミを見かける一方、知人の利用者に聞くと回線が不安定との声も耳にします。

特に地下や建物内ではつながりにくいことが多いようです。

おわりに

最後まで読んでいただきありがとうございました。

今回はRakuten最強プランを紹介しました。
Rakuten最強プランは最も安く無制限のデータ通信を行えるプランです。追加料金不要でテザリングを制限なく使えるのもポイント。
低速モードなどで高速データ通信を止めることはできないため、格安SIMの代わりとしてはおすすめしません。

※記事内容は公開当時の情報に基づくものです。



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