近年はサブスクが主流となり、スマホで音楽を聴く人が多いですよね。
以前と比べて、WALKMANを使う人が減ったと感じます。
今回はストリーミングWALKMANを紹介します。
近年主流となっているサブスク音楽配信サービスを高音質で楽しめるWALKMANです。
スマホ+高音質なワイヤレスイヤホンで十分なシーンもあるため、必要性を考えましょう。
ストリーミングWALKMANのメリット | ストリーミングWALKMANの注意点 |
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ストリーミングをハイレゾ級高音質で聴ける | スマホとウォークマンの2台持ちとなる |
スマホとウォークマンで利用用途を分けられる | 高音質を楽しむためのハードルが高い |
楽曲はダウンロードできる | 外出時はスマホで十分と感じることも多い |
もくじ(クリックでジャンプ)
サブスクが主流となりウォークマンの使用頻度が減った
近年はSpotifyなどのサブスク音楽配信サービスや、Youtubeなどで音楽を聴く人が多いですよね。
一般的には、以前と比べてCDをレンタルする機会は減ってきました。
以前は音楽を聴く選択肢であった「WALKMAN」も、スマホやサブスクの登場で使わなくなった人も多いのではないでしょうか。
サブスクを利用する方が、WALKMANにわざわざ音楽を転送する手間もなく、手軽に音楽を楽しむことができます。
サブスクに対応した「ストリーミングウォークマン」とは
そんな中、最近はストリーミングサービスに対応している「ストリーミングWALKMAN」も売られています。
ストリーミングWALKMANはアンドロイドOSを搭載しており、音楽配信アプリをダウンロードできます。
ストリーミングサービスの音楽をWALKMANならではの高音質で楽しめるのが特徴です。
幅広いサブスクアプリに対応
ストリーミングWALKMANでは、Androidでダウンロードできる様々な音楽配信アプリを利用可能です。
例えば、以下の大手ストリーミングサービスには対応しています。
- Amazon Music
- Apple Music
- LINE MUSIC
- Spotify
- YouTube Music
もちろん、スマホで利用しているアカウントを使いまわせるため安心です。
月額料金が二重に発生することはありません。
Androidを搭載しているため、決まった音楽配信サブスクだけでなく、YouTubeやNetflixも楽しめます。
ストリーミングサービスの対応機種はこのシリーズ
現行のWALKMANでは、以下の4シリーズがストリーミングサービスに対応しています。
ストリーミングWALKMAN
- WM1 シリーズ
- ZX700 シリーズ
- A300 シリーズ
- A100 シリーズ
フラッグシップモデルであるWM1シリーズ
フラッグシップモデルである「WM1シリーズ」は、SONYのフルデジタルアンプの技術を結集させたシリーズです。
現行モデルは「NW-WM1ZM2」と「NW-WM1AM2」の2種類。
ソニーストアでの価格は「ZM2」440,000円(税込)と「AM2」187,000円(税込)と大きく異なりますが、もちろんAM2でも最高級の音質です。
音質だけでなく、バッテリー時間が40時間という長さもポイント。
長期間の使用によりバッテリーが半分になったとしても、約20時間使えます。
価格に見合い、「生涯使える」といっても過言ではないシリーズです。
最もフラッグシップに近いZX700シリーズ
「ZX700シリーズ」は、いわゆるハイエンドシリーズです。
現行モデル「NW-ZX707」の価格は104,500円(税込)。
最新のOSとシステムLSIを搭載しており、使い勝手はWM1シリーズの「NW-WM1AM2」以上との声も。
「NW-WM1AM2」に最も近い音質とされ、スマホとの違いを感じることができるでしょう。
ハイレゾ音源を手軽に楽しめるA300シリーズ
「A300シリーズ」は、ハイレゾ音源を手軽に楽しめるシリーズです。
現行モデルの「NW-A306」は46,200円(税込)。上位シリーズと比べると、選びやすいですね。
初めてハイレゾ音源を楽しむ場合や、旧シリーズからWALKMANを買い替える人にはおすすめ。
最もお求めやすいA100 シリーズ
「A100シリーズ」は最もお求めやすいシリーズです。
「NW-A105」の価格は30,800円で、最も安いストリーミングWALKMANになります。
なお、A100シリーズはA300の旧シリーズです。
Androidのバージョンが古いため動作が遅いなど、Android端末としては気になる点も。
求めやすいといっても30,000円程度するので、現行の「A300シリーズ」も合わせて検討するのがおすすめ。
ストリーミングウォークマンの魅力・メリット
ここからは、ストリーミングウォークマンの魅力を紹介します。
ココが魅力
- ストリーミングをハイレゾ級高音質で聴ける
- スマホとウォークマンで利用用途を分けられる
- 楽曲はダウンロードできる
ストリーミングをハイレゾ級高音質で聴ける
ストリーミングWALKMANの魅力は、やはり音質の良さです。
WALKMANは「音楽専用機」として特化しているからこそ、細かいパーツまで「音質」を追求した設計となっています。
日常的に聴くストリーミングサービスの楽曲を高音質で楽しめるのはうれしいですよね。
気になる点にも挙げている通り、スマホでも十分なシーンがあるのが悩みどころ。
スマホとウォークマンで利用用途を分けられる
ストリーミングウォークマンを使うことによって、以下の要素をスマホと分けることができます。
- バッテリー
- ストレージ容量
- ネットワーク
バッテリーは、WALKMANを持たなくてもモバイルバッテリーを用意すればOK。
楽曲をダウンロードする場合、WALKMANを持つことによってスマホのストレージ容量を抑えられますよね。
スマホを格安SIMで利用している場合は、データ通信量を抑えられるのもポイント。
楽曲はダウンロードできる
ストリーミングWALKMANは、ストリーミング再生専用ではないことがポイントです。
ダウンロードした楽曲を聴いたり、従来通りにCDから楽曲を取り込んで聴いたりもできます。
ストリーミングサービスにある楽曲をダウンロードしておくことで、聴くときはネットに繋がっている必要がありません。
様々な曲をインターネット環境なしでも聴けるのが魅力です。
ストリーミングウォークマンの気になる点・デメリット
ここからは、ストリーミングウォークマンの気になる点を紹介します。
もともとWALKMANを使っていなかった人は、導入しにくい印象があります。
ココに注意
- スマホとウォークマンの2台持ちとなる
- 高音質を楽しむためのハードルが高い
- 外出時はスマホで十分と感じることも多い
スマホとウォークマンの2台持ちとなる
スマホ1台で済ませる場合と比べて、ストリーミングウォークマンを使うには以下のコストがかかります。
- 持ち歩くコスト
- 購入のコスト
持ち歩くコスト
WALKMANで音楽を聴く場合、外出時にはスマホとWALKMANの2台を持ち歩く必要があります。
また、2台それぞれを充電しないといけない点にも注意が必要です。
WALKMANを使う目的が「スマホの電池切れを防ぐ」の場合は、モバイルバッテリーも検討しましょう。
スマホをバッテリー持ちの良い最新機種に変更するのもおすすめ。
購入のコスト
WALKMANは、それなりに高価な点に注意しましょう。
上述した通り、ストリーミングWALKMANの価格は安い商品でも約30,000円です。
それなりに高額のため、そのお金を使ってモバイルバッテリーやイヤホン、スマホを変更することもできます。
高音質を楽しむためのハードルが高い
WALKMANを使い始めて、「スマホで聴くのと変わらない」と感じる人も多いのではないでしょうか。
これまでのスマホの立ち位置を単純にWALKMANへ変えるだけでは、音質の違いがわかりにくいこともあります。
個人的には、高音質を楽しむには、それなりに高価な音楽プレイヤー(WALKMAN)やイヤホンが必要と感じています。
さらに、イヤホンは無線よりも有線の方が、音楽プレイヤーの音質の違いを感じやすいです。
また、全てのサブスクの楽曲をハイレゾで楽しめるわけではありません。
あくまで「ハイレゾ級」に音源が良い、という点に注意しましょう。
ハイレゾ音源とは「ハイレゾリューション音源」の略で、CDよりも高解像度で収録されている音源を指します。
そのため、ハイレゾ音源を聴くためにはストリーミングサービス側がハイレゾ音源を用意している必要がありますよね。
外出時はスマホで十分と感じることも多い
そもそも、利用シーンによってはハイレゾ級音源が不要な人も多いのではないでしょうか。
例えば、電車内や街中ではWALKMANで音楽を聴いても、スマホとの音質の違いに気付きにくいこともあります。
荷物が増えたり、お金をかけたりすることを考えると、外出時はスマホ+音質の良いワイヤレスイヤホンで十分にも思えます。
一方で、自宅などで音楽に没頭したいときにはおすすめ。
自宅で使う場合には、置き場所があれば高音質のスピーカーも選択肢に入るということも意識しましょう。
【レビュー】Bose Companion 2 Series IIIは価格以上に高音質なスピーカー【横置きもできる】
おわりに
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回はストリーミングWALKMANを紹介しました。
近年主流となっているサブスク音楽配信サービスを高音質で楽しめるWALKMANです。
スマホ+高音質なワイヤレスイヤホンで十分なシーンもあるため、必要性を考えましょう。
ストリーミングWALKMANのメリット | ストリーミングWALKMANの注意点 |
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ストリーミングをハイレゾ級高音質で聴ける | スマホとウォークマンの2台持ちとなる |
スマホとウォークマンで利用用途を分けられる | 高音質を楽しむためのハードルが高い |
楽曲はダウンロードできる | 外出時はスマホで十分と感じることも多い |
※記事内容は公開当時の情報に基づくものです。