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USB扇風機はコンパクトでも強力な風量【クリップでどこでも使える】

2022年7月27日

空調を使うときは、サーキュレーターや扇風機を併用することで、室内の空気を循環させられますよね。
エアコンの効率を上げることができるので、使っている人も多いのではないでしょうか。

今回は「USB扇風機」を紹介します。
コンパクトな見た目と反して、想像以上の風量で風を感じることができます。
USBポート1つで動くので、コンセントを占有せずに使えるのもポイント。

場所を取らないので、一人暮らしや家が狭い場合は、サーキュレーターよりも役立つ場合があります。

クリップ式USB扇風機を実際に使ってみた

クリップ式のUSB扇風機は、床面のクリップで様々な場所に取り付けられる。

USB扇風機はその名の通り、USB接続で動く扇風機です。
一般的な扇風機やサーキュレーターと比べて、サイズが小さく、消費電力が少ないです。

以前から、卓上で使える小型の扇風機に興味があったので、雑誌に付録されていたことをきっかけに使ってみました。

DIME付録のUSB扇風機はKEYNICE製と似ている

私が使ったのは「DIME」という雑誌の付録のUSB扇風機。
KEYNICEのUSB扇風機のOEM商品(メーカーは異なるけど同じ製品)と思われます。
※実際に2つの製品を比べていません。

雑誌にUSB扇風機が付いて1,200円。安い。

DIMEは1,200円。
KEYNICEのUSB扇風機は2,000円ぐらいするので、安いです。

クリップ式USB扇風機の外観

卓上での使用や室内の持ち運びにちょうどよいサイズ。

USB扇風機は12cm×16.5cm×12cmで、卓上で使いやすいサイズです。

クリップで固定しても負荷の少ない重さ。

重さは165gと軽め。
クリップを使って様々なところに設置しても負荷の少ない重さです。

クリップは4.5cm程度まで挟むことができる。

横と縦にそれぞれ360°回転できるので、柔軟に送風の角度を調整できます。

横と縦にそれぞれ360°回転できる。

使い方はUSB接続をしてボタンを押すだけ!

USB扇風機の使い方は簡単です。
裏側にあるUSBポートに電源を接続し、ボタンを押すだけです。

風力と電源のオン/オフはボタンを繰り返し押すと切り替えられます。
「弱」→「中」→「強」→「切」の順に切り替わります。

なお、消費電力は5Wです。
特に記載がありませんでしたが、風力が「強」の場合と予想しています。

クリップ式USB扇風機を実際に使って感じた魅力・メリット

ここからは、クリップ式のUSB扇風機を実際に使って感じた魅力やメリットを紹介します。
安くてコンパクトな商品ですが、実用性を兼ね備えている印象です。

室内で風を感じられる

USB扇風機を使うと、エアコンだけでは感じない風を感じられます。
サーキュレーターのように室内の空気を循環させられているのかはわかりませんが、以前よりも体感温度が低くなりました。

コンパクトなので持ち運びやすい

サーキュレーターよりも、はるかにコンパクトです。
持ち運びやすくてどこでも使えるのはもちろん、様々なメリットがあります。

サーキュレーターよりもコンパクトなので柔軟に使える。

昔ながらの扇風機のように、季節の境目に段ボールで片付ける必要がありません。
しまう場合には家の中のどこかにクリップで挟んでおくだけでもよく、収納が楽です。
家が狭くなりがちな一人暮らしにとって、収納が楽なのは助かりますよね。
さらに、壊れたときに破棄する手間が少ないのもポイント。

クリップで引っ掛けるだけで収納できる。

コンセントを占有しない

USB扇風機はUSB接続なので、コンセントを占有しません。
消費電力も少ないため、複数ポートのUSB急速充電機や、パソコンに接続して使えます。

私は、複数ポートを持つUSB急速充電器に接続して使っています。

【Anker】複数ポートのUSB急速充電器でデスク周りのケーブルを整理しよう【PowerPort I PD】

弱でも十分パワフルな風量

机の向かい側から送風しても十分に届く。

私が使用しているUSB扇風機は、風量を3段階で切り替えられます。
最も弱い風量でも、1m先に風が届くほど、風量は強いです。

クリップ式USB扇風機を実際に使って気になった点・デメリット

ここからは、クリップ式のUSB扇風機を実際に使って気になった点やデメリットを紹介します。
不満は少なく、「あくまでサーキュレーターと比べると気になる」という点が多いです。

自動首振り機能はない

私の使っているUSB扇風機は、角度調整を自由に行えますが、運転中の自動首振り機能はありません。
あくまで、一方向に風を送る扇風機として使いましょう。

なお、自動首振り機能を持つUSB扇風機もあります。

電源がないと動かない

クリップ式のUSB扇風機は動かしやすく、どこでも使えるのがメリットの一つですが、USBポートがないところでは使えない点に注意しましょう。
コンセントやモバイルバッテリーが近くにない場合は使えません。

電源のないところで使うにはモバイルバッテリーが必要。

選ぶ商品によって、この点は解決できます。
商品によっては、USB給電がされない場合は乾電池で動くものや、USB給電により充電できるものもあります。

家の内外を問わず、持ち運びが多い場合はそのような商品を選びましょう。

サーキュレーターよりもうるさい

USB扇風機とサーキュレーターそれぞれの「弱」の音を比べると、サーキュレーターの方が静かです。

USB扇風機は、慣れると気にならない程度ですが、しっかりモーター音が聞こえます。
自宅では問題ないですが、図書館やオフィスなど、静かな場所では使いにくいと感じました。

実際に動かしたときの動作音はこんな感じです。
iPhoneSE(2020版)で、約30cmの距離から撮影しています。

360°の首振り機能を持つサーキュレーターはこちら

自宅に十分なスペースがある場合は、サーキュレーターもおすすめです。
サーキュレーターはUSB扇風機よりも静かで、自動首振り機能を持つため空気の循環に適しています。

以下の記事も参考になれば幸いです。

【モダンデコ】サーキュレーターで部屋の空気を快適にしよう【DCモーター搭載で節電にもつながる】

おわりに

最後まで読んでいただきありがとうございました。

今回はクリップ式のUSB扇風機を紹介しました。
コンパクトな見た目と反して、想像以上の風量で風を感じることができます。
USBポート1つで動くので、コンセントを占有せずに使えるのもポイント。

コンパクトで安い分、自動首振りやタイマーなどの機能はありません。
そのような機能がほしい場合は、サーキュレーターの購入を検討しましょう。

※記事内容は公開当時の情報に基づくものです。



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