Windowsユーザーは、日本語で文字入力をしたいのに半角英数が入力されてしまったり、その逆が起こった経験が一度はありますよね。
今回はWindowsのそんなイライラを軽減できる、「キー割り当て」機能を紹介します。
「変換」「無変換」キーで文字入力を切り替えることで、「半角／全角」キーで文字入力をするときに起こるストレスを軽減できます。
時短や作業効率アップにもつながるので、まずは試してみるのがおすすめです。
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Windowsの文字入力の切替は面倒
ここでは、Windowsにおける文字入力のイライラの原因を紹介します。
Windowsでは半角／全角キーで入力を切り替える
Windowsでは、デフォルトで「半角／全角キー」によって日本語／英数入力を切り替えますよね。
キーを押すたびに、日本語入力と英数入力が切り替わる設定です。
この設定によって、Windowsユーザーの誰もがストレスを感じた経験があるのではないでしょうか。
1つのキーで入力を切り替えるのが不便さの原因
日本語入力したいのに英数入力となる
最大のストレスは、希望していない入力方法で入力されてしまうことです。
日本語入力をしたいのに英数入力となっていたり、その逆もまた然り。
入力誤りの例。「windows」と入力したつもりが「うぃんどｗｓ」。
「パソコン」と入力したいが「pasokon」と入力される。
このような入力の誤りは、1つのキーで入力を切り替えていることが原因で発生します。
現在の入力がどちらか覚えていない
キーを押すたびに切り替わるので、今の状態がわからないと思い通りに入力できない。
1つのキーで入力を切り替えるので、「現在の入力がどちらか」を常に把握しないと誤入力が起きてしまいます。
さらに、この入力は各アプリと紐づいています。
複数のブラウザのウィンドウやアプリを起動させているときに、「どのアプリが日本語入力で、どのアプリが英数入力か」というのをすべて覚えませんよね。
PC画面のタスクバーにある、インジケーター領域のアイコンを確認すれば済みますが、毎回確認するのは面倒です。
デュアルディスプレイの場合は見ているウィンドウとインジケーター領域が離れているときもあります。
半角／全角キーはキーボードの端にある
入力を切り替える「半角／全角」キーはキーボードの左上にあります。
ホームポジションから遠く、さらに直下には「tab」キーがあり、押し間違えると面倒です。
Macでは入力切替しやすい
一方、Macでは切替の方式が異なり、Windowsで起こるような悩みとは無縁です。
Macの日本語配列キーボードでは、スペースキーの両隣にある「かな」「英数」キーによって入力を切り替えられます。
「かな」を押すと日本語入力に、「英数」を押すと英数入力になる方式です。
どちらかのキーを押してから文字入力を始めるので、Windowsで起こる悩みはありません。
スペースキーの両隣にあるので、親指で押しやすい位置なのもポイント。
キー割り当てをして入力切替を楽にしよう！
入力を切り替えるときのストレスを減らすために、活用できるのが「キーの割り当て」機能です。
キーの割り当てをすると、Mac同様に、スペースキーの両隣にある「変換」「無変換」キーによって入力切替できるようなります。
なお、以降の画像はWindows11でスクリーンショットをしています。
Windows11では、「設定」でキーの割り当てができます。
インジケーター領域のIMEのアイコンで右クリックし、「設定」をクリックしましょう。
IMEの設定が開いたら「キーとタッチのカスタマイズ」を選択し、「キーの割り当て」をオンにします。
無変換キーに「IME - オフ」を、変換キーに「IME - オン」を割り当てれば完了です。
変換、無変換キーを使って入力切替をする魅力・メリット
ここからは、変換、無変換キーを使って入力切替をする魅力やメリットを紹介します。
自分に合わない場合は設定を戻せばよいだけなので、まずは試してみるのがおすすめ。
入力を切り替えるときのストレスが減る
文字入力の初めに「変換」「無変換」キーのどちらかを押す癖をつけると、インジケーター領域をチラ見する必要がなくなります。
個人的にはかなりストレスが軽減されたと感じます。
1つのキーで切り替える方式と異なり、「複数回押しても問題ない」のがさりげなくうれしいポイント。
「変換」キーを2回押しても日本語のままですし、「無変換」キーを2回押しても英数入力から変わりません。
キーボードの端にある「半角／全角」キーに指を伸ばさなくて済むので、タイピングがスムーズになり、タイプミスも減りました。
無駄な時間をなくし、作業の効率を上げられる
英数入力や日本語入力を間違えたまま入力することが減ります。
間違えたまま入力を続けると、気づいたときにバックスペースを押し続けて修正するのが面倒でした。
無駄な時間が減り、作業の効率アップにもつながるでしょう。
Macとの操作性の違いによるストレスを減らせる
入力切替をMacと合わせることにより、普段使っているOSと異なるOSを触るときのストレスが減ります。
例えば、プライベートではMacを使っているが仕事ではWindowsを使う人や、逆もまた然りです。
パソコンを買い替えた場合も違和感も減るのでおすすめ。
おわりに
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回はWindows11の「キー割り当て」機能を紹介しました。
「変換」「無変換」キーで文字入力の切り替えをすることによって、「半角／全角」キーを使うときに起こるストレスを軽減できます。
時短や作業効率アップにもつながるので、まずは試してみるのがおすすめです。
※記事内容は公開当時の情報に基づくものです。