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洗濯機の防振かさ上げ台「ふんばるマン」とは?【キャスター付きとの違いを紹介】

ドラム式洗濯機を使うときは、振動や騒音が気になりますよね。
特に集合住宅に住んでいると、近所迷惑にならないか心配になることも多いのではないでしょうか。

今回は洗濯機の振動を抑えつつかさ上げできる「防振かさ上げ台」を紹介します。
洗濯機の稼働時の振動や騒音を和らげることができます。
キャスタータイプとはそれぞれの特徴が異なるため、必要な方を選びましょう。

防振かさ上げ台のメリット防振かさ上げ台の注意点
稼働中の振動と騒音を和らげてくれる防水パンをまたぐ設置はキャスタータイプがおすすめ
洗濯機の下を掃除しやすい設置が大変

ドラム式洗濯機は振動が気になる

ドラム式洗濯機は縦型洗濯機と比較して、脱水時に横揺れします。
他の部屋にいても、振動を感じる場合もあります。

振動の激しさに伴い、騒音も気になりますよね。
アパートやマンションであれば、洗濯機を動かす時間帯を考える必要があるかもしれません。

防振かさ上げ台で洗濯機の振動を抑えられる

洗濯機の振動を吸収できるアイテムが「防振かさ上げ台」です。
防振かさ上げ台はゴム素材で、床と洗濯機の間に挟むことで稼働時の振動を吸収してくれます。
洗濯機の4隅に設置しましょう。

因幡電工の「ふんばるマン」がAmazonで特に評価が高い防振かさ上げ台です。

なお、東京防音の「ニューしずか」には、防振性能が高い素材「ハネナイト」が使われています。
高さが9mmのため、かさ上げには使えませんが、静音・低振動を求める方にはおすすめ。

キャスター付きかさ上げ台との違い

4つのゴム素材のブロックからなる防振かさ上げ台に対して、4つの脚が繋がっているキャスター付きかさ上げ台もあります。
防振かさ上げ台とキャスター付きかさ上げ台の特徴は以下の通りです。
なお、「防振タイプ」は防振かさ上げ台を、「キャスタータイプ」はキャスター付きかさ上げ台を指します。

防振タイプキャスタータイプ
振動の吸収率
耐荷重
洗濯機の移動×
高さ調整×
掃除しやすさ×
耐荷重は製品によって差があり、耐荷重が1,000Kgの防振かさ上げ台もあります。

なお、我が家ではキャスタータイプを使っています。
以下の記事で紹介しています。こちらも参考となれば幸いです。

【一人暮らし】防水パンにドラム式洗濯機が入らないときの設置方法【かさ上げ台】

防振かさ上げ台の魅力・メリット

ここからは、防振かさ上げ台の魅力を紹介します。

ココが魅力


  • 稼働中の振動と騒音を和らげてくれる
  • 洗濯機の下を掃除しやすい

稼働中の振動と騒音を和らげてくれる

防振かさ上げ台はゴム素材のため、その名の通り振動を吸収してくれます。

一方で、以下のような「洗濯機が発する動作音」には効果がない点に注意しましょう。

洗濯機が発する動作音

  • ドラムの回転音
  • 洗濯槽を回すモーター音
  • 洗濯機内で水が流れる音

洗濯機の動作音がうるさい場合は、洗濯機の買い替えを検討するのがおすすめ。

おすすめのドラム式洗濯機と選び方を紹介【一人暮らしにはコンパクトドラムが便利】

洗濯機の下を掃除しやすい

防振かさ上げ台を使うと、かさ上げ台の高さに合わせて洗濯機の位置も高くなりますよね。
洗濯期の下に空間ができるため、掃除しやすくなります。

4隅にのみ置くため、キャスタータイプと比べて掃除しやすいのもポイント。

防振かさ上げ台の気になる点・デメリット

ここからは、防振かさ上げ台の気になる点を紹介します。

ココに注意


  • 防水パンをまたぐ設置はキャスタータイプがおすすめ
  • 設置が大変

防水パンをまたぐ設置はキャスタータイプがおすすめ

防振かさ上げ台は脚ごとの高さ調整ができません。
洗濯機の4隅が同じだけ高くなります。

防水パンが小さい場合は、防水パンの中と外に脚を置き、またいで洗濯機を設置する必要がありますよね。
その場合は、それぞれの脚の高さを調整できるキャスタータイプを使いましょう。

【一人暮らし】防水パンにドラム式洗濯機が入らないときの設置方法【かさ上げ台】

設置が大変

防振タイプもキャスタータイプも、かさ上げ台は設置が大変です。
特に設置済みの洗濯機の脚に踏ませるためには、洗濯機を持ち上げる必要があり、危険も伴いますよね。

洗濯機を購入する際に、かさ上げ台もまとめて購入するのがおすすめです。
業者の方が洗濯機を設置する際にまとめて設置してくれる可能性もあります。

かさ上げ台が不安な場合は縦型洗濯機を検討しよう

ドラム式洗濯機を使うためにかさ上げ台は便利ですが、かさ上げ台を使うことが不安な方もいるのではないでしょうか。

かさ上げ台が不安な場合は、縦型洗濯機も検討しましょう。
縦型洗濯機はドラム式と比べて低価格・省スペースで使えるのが特徴です。
縦型とドラム式にはそれぞれのメリット・デメリットがあるので、ライフスタイルに合わせて選ぶのがおすすめ。

以下の記事で紹介しています。こちらも参考となれば幸いです。

乾燥機付き縦型洗濯機のメリットとデメリットとは?【ドラム式との違いを紹介】

おわりに

最後まで読んでいただきありがとうございました。

今回は洗濯機の振動を抑えつつかさ上げできる「防振かさ上げ台」を紹介しました。
洗濯機の稼働時の振動や騒音を和らげることができます。
キャスタータイプとはそれぞれの特徴が異なるため、必要な方を選びましょう。

防振かさ上げ台のメリット防振かさ上げ台の注意点
稼働中の振動と騒音を和らげてくれる防水パンをまたぐ設置はキャスタータイプがおすすめ
洗濯機の下を掃除しやすい設置が大変

※記事内容は公開当時の情報に基づくものです。



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