長時間のパソコン作業をする人にとって、触る時間の長いマウスは大事ですよね。
使っていて疲れないマウスや、機能性の優れたマウスを探して購入した方も多いのではないでしょうか。
ボタンが多く機能性に優れたマウスは、その分サイズも大きいです。
自宅で使うには良いですが、仕事で持ち歩く場合や外出先で使うには持ち運びにくいというデメリットもあります。
私は、持ち運び用にDeliTooの超薄型ワイヤレスマウスを購入しました。
細かい点では気になる箇所もありますが、持ち運びやすく、コスパの良さを感じています。
今回は、DeliTooのワイヤレスマウスを紹介します。
もくじ(クリックでジャンプ)
大きいマウスは据え置き向け
私は、自宅でのデスクワークにはロジクールのマウス「MX Master3」を使っています。
豊富な機能が特徴の高性能マウスですが、約5cmの厚みがあり、持ち運ぶには大きいです。
【レビュー】MX Master3はカスタマイズ性の高い高機能マウス【サムホイールが便利】
実家に帰省するときにはノートパソコンを持って行きますが、マウスは大きいため持って行きにくいと感じていました。
そんなときに、Amazonで安くて薄型のワイヤレスマウスを見つけたので、購入して使ってみました。
持ち運び用に購入したのがDeliTooのワイヤレスマウス
私は持ち運び用にDeliTooのワイヤレスマウスを購入しました。
Delitooはモバイルバッテリーなどを扱う中華ブランド
DeliTooの商標登録企業は、「広州蘇正電子商務株式会社」という中国企業です。
今回紹介するワイヤレスだけでなく、モバイルバッテリーや加湿器を取り扱っています。
Ankerなどの企業と比べると日本での知名度は低いですが、日本向けのカスタマーサービスもあるようなので、最低限のリスク基準は満たしているよう感じます。
DeliTooのワイヤレスマウスは超薄型
Delitooのワイヤレスマウスは縦10.8cm×横幅5.5cm×厚み2.5cmのコンパクトサイズ。
特に、厚みは他のマウスと比べると薄いことがわかります。
重さは約72gです。
シンプルなボタン構成+DPI変更ボタン
DeliTooのワイヤレスマウスには4つのボタンがあります。
左右のクリックとマウスホイール、DPI変更ボタンです。
DPIとはカーソルの移動スピードのことで、大きいほどマウスを動かしたときにカーソルが動く量も大きくなります。
PC側で設定できますが、マウス側で設定を変更できるのは珍しいですよね。
ボタンを押すたびに800/1200/1600DPIの3段階で切り替わります。
ボタン構成がシンプルなので、普段ボタンが多いマウスを使っている場合は物足りなく感じるかもしれません。
その場合は、マウスジェスチャーを使って、マウスに操作を割り当てましょう。
7色に光るLEDライトを搭載
DeliTooのワイヤレスマウスは7色に光るLEDライトを搭載しています。
LEDライトはONにすると、約2秒間ごとに色が変化し続けます。
LEDライトのON/OFFは底面にあるバー状の「電源スイッチ」で変更できます。
電源スイッチは後ろ側から「電源OFF」「電源ON/LEDライトOFF」「電源ON/LEDライトON」を表します。
Micro-USB端子での充電式
DeliTooのワイヤレスマウスは充電式で、端子はMicro-USBです。
端子はマウスの前方についています。
乾電池式と比べ、家にある電池を気にしなくていいのがうれしいですよね。
同じ価格帯のマウスを見るとHPやエレコムなどの製品は乾電池式が多いです。
DeliTooのワイヤレスマウスを実際に使って感じた魅力・メリット
薄いので持ち運びやすい
こちらの商品を購入した決め手ではありますが、厚み2.5cmなので持ち運びがしやすいです。
パソコンを持ち運ぶときに、ガジェットポーチにケーブル類と一緒に入れてもスペースを取りません。
クリック音が静か
「カチ、カチ」という一般的なクリック音に対して、DeliTooのマウスのクリック音は「トン、トン」という低めの音。
音は静かですが、クリックの感覚はしっかりあります。
外出先で使っても目立ちにくいので、音が気になる方や静かな環境で使うのに適しています。
動画の中央にあるのがDeliTooのワイヤレスマウス。
左側が「MX Master3」で右側が「M100r」です。(どちらもロジクール製品)
自動スリープ機能で電池持ちしやすい
DeliTooのワイヤレスマウスは、15分間操作しないと「スマートスリープモード」に入ります。
この状態ではマウスを動かしても反応せず、マウスをクリックすると、スリープが解除されます。
マウスクリックでのスリープ解除には遅延がなく、瞬時に使えるようになるのがポイント。
USBレシーバーを本体に収納できる
USBレシーバーを底面に収納できるので、レシーバーをなくす心配がありません。
USBレシーバーを本体に収納できない場合、常にPCに取り付けていたり、収納場所を決める必要がありますよね。
普段使いのマウスであれば常にPCに接続しておいても問題ありません。
しかし用途が決まっているサブのマウスの場合、使用しない期間もあるので、本体にレシーバーを収納できるのはうれしいです。
DeliTooのワイヤレスマウスを実際に使って気になった点・デメリット
薄いので慣れるまで時間がかかる
メリットである「薄い」というポイントは、人によっては「薄すぎて使いにくい」と感じると思います。
DeliTooのワイヤレスマウスでは、人の手の形に添った曲線がほぼありません。
手のひらではなく、指でマウスを触ることになります。
ホイールクリックが重い
DeliTooのワイヤレスマウスでは、ホイールクリックが重いです。
私はブラウザでネットサーフィンをするときには、ホイールクリックでタブを増やします。
タブを増やすたびに、力が必要なので使いにくさを感じました。
電源スイッチを動かしにくい
マウスの底面にある電源スイッチは、小さいため指では動かしにくいです。
爪を使って動かしていますが、固いので力加減が難しく、動き過ぎてしまうことがあります。
私は「LEDライトOFF」で使うので、スイッチの可動範囲の真ん中である「電源ON/LEDライトOFF」で止めにくいのが気になります。
LEDライトは不要
これは趣味の問題ですが、個人的にはLEDライトは不要と感じました。
LEDライトをOFFにしても、動かすときには赤く光ります。
LEDライトをONにしたときに光る部分である「マウスの側面」や「上部」から、光学式マウスの赤色LEDがはみ出るためです。
個人的には光らない方が「シックでカッコ良い」と感じます。
おわりに
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回はDeliTooのワイヤレスマウスを紹介しました。
持ち運びのしやすさと自動スリープ機能がうれしい、超薄型マウスです。
コスパが高く、持ち運び用としてサブで使うマウスとしては十分と感じます。
※記事内容は公開当時の情報に基づくものです。