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無料で使えるVPNは安全?おすすめ5選を紹介【メリットとデメリット】

VPNを初めて導入するときには、何を選んだらよいのか、そもそも必要なのかが迷ってしまいますよね。

今回は無料で使えるVPNサービスを紹介します。
有料VPNと比べると、脆弱性や制限が気になりますが、費用を掛けずに始めやすいのがポイント。
外に持ち出す頻度の少ないPCであれば、無料VPNやセキュリティソフト付属のVPNを利用するのもおすすめです。

VPNとは?どんなときに必要?

VPN(Virtual Private Network)とは、ネット上で安全とプライバシーを強化する機能です。
VPNを使うと通信を暗号化でき、データの盗聴や改ざんされることを防げます。

個人利用では、フリーWi-Fiを利用する際に活躍するでしょう。

フリーWi-Fiは通信が暗号化されていないことが多く、個人情報が漏洩・悪用される恐れがあります。
そんなときには、VPNを利用してプライバシーを守りましょう。

VPNはセキュリティに関わるため有料ソフトの方が安心感がありますが、無料で利用できるVPNもあります。

無料VPNのメリットとデメリット

ここからは、無料で利用できるVPNのメリットとデメリット、およびリスクを紹介します。

無料VPNのメリット無料VPNの注意点
費用が掛からないセキュリティ面が気になる
いつでも利用停止できる通信量や接続端末数に制限がある
通信速度が遅い可能性がある

無料のVPNサービスの特徴は、なんといっても費用が掛からないことです。
「〇か月契約」のような制限もなく、基本的にいつでも辞められるのもポイント。

一方で、無料VPNは有料と比べてサービスの質が劣ることが多く、注意点やリスクがあることに注意しましょう。

セキュリティ面のリスクとして、VPNの管理者によるデータの悪用や、VPNの脆弱性を狙ったサイバー攻撃が考えられます。
ビジネスで使う端末の場合は有料のVPNサービスを利用しましょう。

無料VPNを使う上での注意点として、通信速度が遅いことや、通信容量や同時に接続できる端末数の制限が挙げられます。
自分の利用方法を踏まえて検討するのがおすすめ。

おすすめの無料VPN5選

サービス名通信容量制限同時接続数
ProtonVPN無制限1台
TunnelBear~500MB/月1台
Avira Phantom VPN~500MB/月無制限
hide.me~10GB/月1台
VPN Gate無制限無制限

ProtonVPN

ProtonVPN」はスイスに本拠地を置く「Proton AG」が運営するVPNサービスです。

ProtonVPNは通信容量が無制限のため、インターネットやコンテンツ視聴を多く楽しみたい方にはおすすめ。
同時接続数が1台である点には注意しましょう。

また、強力な暗号化方式やユーザーのログを一切保持しない「ノーログポリシー」を採用しており、安心感があります。

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TunnelBear

TunnelBear」は北米、カナダに本拠地を置くVPNサービス会社です。
世界的に知名度の高い無料VPNサービスで、全世界で500万人以上のユーザーに利用されています。(2015年時点)

通信の暗号化による高い安全性の実現に加えて、「GhostBear」と呼ばれる暗号化したデータを検出できないようにする技術が使用されているため、安心して利用できます。
TunnelBearはアプリの操作が簡単なことも特徴のため、初めてVPNを利用する方にもおすすめ。

ただし、無料プランでは500MB/月と少なめなので注意しましょう。

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Avira Phantom VPN

Avira Phantom VPN」はドイツに本拠地を置く「Avira Operations」が提供するVPNサービスです。
Avira Operationsはオンラインセキュリティ分野において、35年以上の長い実績を持つのがポイント。

Avira Phantom VPNは同時接続台数に制限がないため、パソコンだけでなくスマホの通信に活用できます。
通信容量はは500MB/月と少ない点に注意しましょう、

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hide.me

hide.me」はマレーシアに拠点を構える「eVenture Ltd.」が提供するVPNサービスです。
hide.meにはユーザーのログを一切保持しない「ノーログポリシー」を採用しており、プライバシー保護されているため、安心感があります。

無料プランでも通信容量は10GB/月と多いため、通信量が多くない場合は十分です。

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VPN Gate

VPN Gate」は筑波大学が提供しているVPNサービスです。
学術研究を目的としたサービスですが、一般利用もできます。

世界中からボランティアで提供されたサーバーを利用しているのが特徴です。
それぞれのサーバーの所有者によって、データを監視できる点に注意しましょう。

プライバシー保護の観点では、他の無料VPNとくらべて劣ると言えます。

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利用頻度が少なければセキュリティソフト付属で十分

私はソースネクストのセキュリティソフト「ZERO スーパーセキュリティ」に付属されているVPN機能「スーパーセキュリティVPN」を利用しています。
200MB/1日という通信量の制限がありますが、買い切りのセキュリティソフトを購入するだけで利用できます。

私が他のVPNサービスを利用しない理由は「外出先でPCを使う機会が少ないため」です。
暗号化されていないフリーWi-Fiを利用する機会もほぼないため、VPNが不要だと考えています。

VPNサービスの必要性は、自分の利用方法を踏まえて検討しましょう。

【ZERO】スーパーセキュリティVPNは無料で利用できるVPN【自宅ではいらない】

おわりに

最後まで読んでいただきありがとうございました。

今回は無料で使えるVPNサービスを紹介しました。
有料VPNと比べると、脆弱性や制限が気になりますが、費用を掛けずに始めやすいのがポイント。
外に持ち出す頻度の少ないPCであれば、無料VPNやセキュリティソフト付属のVPNを利用するのもおすすめです。

無料VPNのメリット無料VPNの注意点
費用が掛からないセキュリティ面が気になる
いつでも利用停止できる通信量や接続端末数に制限がある
通信速度が遅い可能性がある

※記事内容は公開当時の情報に基づくものです。



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