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【Fitbit Inspire2レビュー】何ができる?必要十分な機能で初めてのスマートウォッチにおすすめ。

2022年11月18日

スマートウォッチといえば、Apple Watchが有名ですよね。
高額なイメージがありますが、Google傘下の「Fitbit」は健康管理に特化した商品で、Apple Watchと比べると低価格です。

今回はフィットネストラッカー「Fitbit Inspire2」を紹介します。
シンプルな機能で使いやすいため、初めてのスマートウォッチにおすすめです。
時計としての機能に加えて、スマホの通知や運動量、睡眠の質を教えてくれます。

Fitbit Inspire2のメリットFitbit Inspire2の注意点
必要十分な機能画面表示が見えないときがある
着用し続けても気にならない心電図は計測できない
バッテリー持ちが良い充電ケーブルが短い

Fitbit Inspire2はシンプルで使いやすいスマートウォッチ

Fitbit Inspire2は一見スマートウォッチですが、健康管理に特化した「フィットネストラッカー」と呼ばれる商品です。

Fitbit Inspire2はシンプルなフィットネストラッカー

Inspire2のディスプレイは黒い画面に白い文字といった、シンプルな表示です。
他のスマートウォッチのような、カラフルな表示はありません。

また、Inspire2のディスプレイは普段は表示されていません。
ディスプレイを見るために上向きに傾けると、傾きを検知して時刻が表示されます。
もしくは本体の側面を押すことでも表示できます。

ディスプレイをスライドすると、その日の歩数や消費カロリーといった運動量や、睡眠時間も確認できます。

計測した運動量や睡眠の質をアプリで確認できる

スマホとInspire2はBluetoothで簡単に連動できる。

Inspire2では時間の確認だけでなく、運動量や睡眠の質を計測できます。
計測データの確認には、専用のアプリを使いましょう。
過去のデータも蓄積されるため、自分の健康状態を記録しておけますね。

運動量は歩数や心拍数に加え、ランニングや水泳のような運動を「エクササイズ」として検知します。

検出したエクササイズの一覧。
各エクササイズの詳細も確認できる。

睡眠は睡眠時間だけでなく、眠りの深さも確認できます。
自分では気が付きにくい内容なので、見てみると面白いです。

睡眠時間と睡眠の深さから、スコアを算出してくれる。
睡眠の深さ。

また、時刻の表示デザインなど、本体の設定変更もアプリで行います。

ディスプレイの表示を選べる。

Inspire2はコンパクトなサイズ

1cmの厚みがあるので少し厚め。

サイズは縦3.8cm×横幅1.7cm×厚さ1cmです。
着けると、意外に厚みがあるので注意しましょう。

23gの軽さ。

重さはベルト込みで23gです。

ベルトはシリコン素材

付属のベルトはシリコン素材です。
SサイズとLサイズの2種類のベルトが同梱されているので、自分の腕に合わせて選びましょう。
軽さも相まって、長時間の着用でも気になりにくいのがポイント。

ただし、革のベルトと比べて切れやすい点に注意しましょう。
ベルトを留める輪っかが切れた場合は、汎用品のベルトループを購入するのがおすすめです。

【ベルトループ】時計のベルトの輪っかが切れた時の対処法【Fitbit Inspire2】

充電は専用ケーブルで行う

Inspire2には専用の充電ケーブルが付いています。
充電の際は、充電器をInspire2の背面にカチッと取り付けます。
充電が完了したら、本体と充電器の隙間に爪を滑り込ませるだけで簡単に外せるのがポイント。

ケーブルの端子はUSB-TypeAです。

価格は7,800円

Inspire2の価格は7,800円(税込)です。
最も安いApple Watchである「Apple Watch SE」の価格37,800円(税込)と比べると、安いことがわかりますね。
もちろん機能が異なるので、自分に必要なスマートウォッチを選びましょう。

Fitbit Inspire2を実際に使って感じた魅力・メリット

ここからは、Inspire2を実際に使って感じた魅力を紹介します。

ココが魅力


  • 必要十分な機能
  • 着用し続けても気にならない
  • バッテリー持ちが良い

必要十分な機能

スマートウォッチに何を求めるかは人それぞれですが、私は「Inspire2には必要十分な機能が備わっている」と感じます。

私は時計の機能に加えて、蓄積された睡眠の質と運動のデータを振り返るだけで楽しいです。

SUICA対応のスマートウォッチもありますが、個人的には不要な機能です。
私は改札を通るときはスマホに登録しているPASMOを使っています。
自動改札機は右側にあるので、左腕に着けているスマートウォッチよりも、手に持っているスマホでタッチする方が楽と感じるためです。

着用し続けても気にならない

背面の測定部分も着用時の違和感はない。

Inspire2はgの軽さとシリコン製のベルトのおかげで、長時間の着用でも気になりません。
私は、お風呂に入るとき以外は着けていますが、邪魔に感じたことはないです。

バッテリー持ちが良い

Inspire2のバッテリー持ちは最長で10日間です。
充電時間はわずか2時間なので、気になった日の入浴中や、出かける前に充電するだけで、ストレスなく使い続けられます。
Apple Watchは1~2日に1回充電する必要があることと比べると、バッテリー持ちが良いことがわかりますね。

スマートウォッチは常に電源が入った状態にしておくので、充電回数が少ないのは圧倒的に楽です。

Fitbit Inspire2を実際に使って気になる点・デメリット

ここからは、Inspire2を実際に使って気になる点を紹介します。

ココに注意


  • 画面表示が見えないときがある
  • 心電図は計測できない
  • 充電ケーブルが短い

画面表示が見えないときがある

Inspire2は、時計を傾けて時間を確認したくても、以下のように、上手く見れないときがあります。

  • 傾けても反応しない
  • 通知が邪魔で時間が表示されない

傾けても反応しない

手首の傾けが中途半端だと、時計が表示されないときがあります。
中途半端に傾けてしまった場合は、一度しっかり戻してから、改めて傾ける必要があります。

時間が見たいときに何度も手首を動かすことになるため、面倒です。

通知が邪魔で時間が表示されない

目標達成時は時間が見れない。

Fitbitには、歩数などの目標を達成したときやスマホに連絡があったときに通知する機能があります。
通知方法は振動と画面表示です。

画面表示はしばらく残るので、時計を見るために手首を傾けても目標達成のお祝いが表示される、ということがあります。
通知はアプリで設定変更できるので、必要のない通知はオフにするのがおすすめ。

心電図は計測できない

Inspire2では、心電図の計測はできません。
持病などによって、不整脈を検知したい人は心電図がわかるスマートウォッチを選びましょう。

Fitbit Senseシリーズや、Apple Watchなどは心電図を測定できます。

充電ケーブルが短い

Inspire2の充電用ケーブルの長さは約22cmです。
短いので、電源付近で充電することとなります。

私は足元で充電していますが、充電頻度が低いので許容範囲かな、と思っています。

おわりに

最後まで読んでいただきありがとうございました。

今回はフィットネストラッカー「Fitbit Inspire2」を紹介しました。
シンプルな機能で使いやすいため、初めてのスマートウォッチにおすすめです。
時計としての機能に加えて、スマホの通知や運動量、睡眠の質を教えてくれます。

SUICAなどICカードの機能はないので、改札を通るときにスマートウォッチを使いたい場合は、他の商品を選びましょう。

Fitbit Inspire2のメリットFitbit Inspire2の注意点
必要十分な機能画面表示が見えないときがある
着用し続けても気にならない心電図は計測できない
バッテリー持ちが良い充電ケーブルが短い

※記事内容は公開当時の情報に基づくものです。



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