ブログやサイトを運営していると、どれだけの人に見られているか、アクセス状況の解析をしますよね。
今回はGA4で自分のアクセスを除外する方法を紹介します。
ブラウザの拡張機能であり、インストールするだけで使える「Google Analytics オプトアウト アドオン」を使うのがおすすめ。
スマホのブラウザアプリには対応していない点に注意しましょう。
もくじ（クリックでジャンプ）
ブログへのアクセスを正しく計測したい
Google Analyticsは、Googleが提供するWebページのアクセス解析サービスです。
無料で使えるため、多くの企業やブロガーが利用しています。
サイトの運営では、自分でサイトをチェックすることが良くありますよね。
そういった自分のアクセスを解析から除外しなければ正しい解析結果は得られません。
正しい解析結果を得られないと、運営の方針を間違えてしまうことに繋がります。
ページビュー数やページの滞在時間を正しく把握するためにも、自分のアクセスは除外するように設定しましょう。
集計から自分を除外するにはGoogle Analytics オプトアウト アドオンがおすすめ
集計から自分を除外する方法は2種類あります。
「IPアドレスを指定して除外する方法」と「ブラウザの拡張機能を利用して除外する方法」です。
おすすめは「ブラウザの拡張機能を利用して除外する方法」です。
Googleが提供している拡張機能「Google Analytics オプトアウトアドオン」（以下、オプトアウトアドオン）を利用します。
オプトアウトアドオンを利用すると、インストールしたブラウザによるサイトへのアクセスをGoogleAnalyticsの集計から除外できます。
ブラウザにインストールするだけで簡単に利用できるのがポイント。
対象のブラウザは以下です。
OSに限らず、WindowsでもMacでも利用できます。
- Google Chrome
- Safari
- Firefox
- Microsoft Edge
Google Analytics オプトアウト アドオンの注意点・デメリット
ここからは、オプトアウトアドオンの注意点を紹介します。
ココに注意
- スマホのブラウザには対応していない
- 除外できるのはインストール済みのブラウザのみ
スマホのブラウザには対応していない
オプトアウトアドオンが対応しているのはPC版のブラウザのみである点に注意しましょう。
スマートフォン内のSafariやChromeのアプリにはインストールできません。
スマホでのアクセスを除外したい場合は、IPアドレスによる除外設定をしましょう。
除外できるのはインストール済みのブラウザのみ
オプトアウトアドオンはブラウザの拡張機能のため、除外されるのはインストール済みのブラウザのみです。
複数のブラウザでサイトを確認する場合は、それぞれにインストールしておく必要があります。
また、PCを買い替えたときには忘れずにインストールし直しましょう。
Google Analytics オプトアウト アドオンの使い方は簡単
オプトアウトアドオンの使い方は簡単です。
まずはGoogle Analytics オプトアウトアドオンのダウンロードページに遷移します。
右側にある「Google Analytics オプトアウト アドオンをダウンロード」をクリックしましょう。
ダウンロード後は、利用中のブラウザにオプトアウトアドオンをインストールします。
例えばGoogle Chromeの場合、ダウンロード後、chromeウェブストアへ遷移します。
画面右上の「chromeに追加」をクリックしてインストールしましょう。
IPアドレスによる除外の注意点・デメリット
IPアドレスを指定して除外する方法は、Google Analyticsのフィルタ機能を利用します。
指定したIPアドレスからの全ての通信を除外するため、同一端末であればどのブラウザでアクセスしても、集計から除外できるのがメリット。
PCだけでなく、スマートフォンやタブレットにも対応できます。
一方、IPアドレスを利用して除外する際は「IPアドレスが変わる可能性」に注意しましょう。
IPアドレスを固定していない場合、基本的にルーターやパソコンを再起動した際にIPアドレスが変わります。
毎日パソコンをシャットダウンする場合は、IPアドレスの除外設定も毎日行う必要があり、とても面倒です。
IPアドレスによるアクセスの除外方法は、以下の記事で紹介しています。
こちらも参考となれば幸いです。
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【ブログ】IPアドレスを利用したGA4の除外フィルターの設定方法【UAとの違いを紹介】
おわりに
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回はGA4で自分のアクセスを除外する方法を紹介しました。
ブラウザの拡張機能であり、インストールするだけで使える「Google Analytics オプトアウト アドオン」を使うのがおすすめ。
スマホのブラウザアプリには対応していない点に注意しましょう。
※記事内容は公開当時の情報に基づくものです。