私が住んでいるマンションでは、これまで「ソフトバンク光 マンションタイプ」のみ光回線として導入されていました。
最近、「速くて安い光回線」と広告で話題となっている「NURO光 for マンション」が新たに導入されました。
ネットを快適に使えるのであれば料金は安い方がうれしいため、実際にNURO光を契約してソフトバンク光と通信速度を比較してみます。
もくじ(クリックでジャンプ)
NURO光はカタログスペックでは安くて速い光回線
マンション向けの光回線「NURO光 for マンション」は「高速かつ安価」であることを売りにしている光回線です。
カタログスペックは以下の表のとおりです。これまで利用していた「ソフトバンク光 マンションタイプ」と比較します。
両者のカタログスペックを比較すると、NURO光の方が理論上の通信速度は速く、月額料金は半額程度となっています。
この値通りであるなら、ソフトバンク光からNURO光へ乗り換えをした方が得をすることになります。
なお、NURO光も他社と同様に乗り換えキャンペーンを行っていて、乗り換え時の違約金を負担してくれるキャンペーンがあります。
条件に合っていれば違約金の負担を減らすことができるため、乗り換え時は利用するとお得です。
ソフトバンク光と回線速度を比べてみた
カタログスペック通りであるか、NURO光とソフトバンク光の両者を契約した状態で回線速度を計測しました。
結果として、ソフトバンク光と比べNURO光の方が高速であることが確認できました。
計測時の詳細は下記です。
- 利用地区:東京都23区内
- 接続状態:wifiでPC1台にのみ接続している状態
- 計測時間帯:ネットの利用者が多いであろう土曜日の20:00と日曜日の13:00
- 計測方法:fast.com( https://fast.com/ )というサイトを利用し、各3回ずつ計測を実施
fast.comでは以下のように計測時の結果が表示されます。画像左はNURO光、右はソフトバンク光のものです。
3回ずつ計測した結果は下記です。
カタログスペックは理論値のため、その通りに倍速というわけではありませんが、NURO光が遅くないことを確認できただけでも十分な収穫でした。
在宅勤務で数日間使ってみた
私は在宅勤務が多く、ソフトバンク光を利用していたころは1日の業務中に1,2回接続断が発生することがありました。
NURO光に変えたことにより接続断が増えると困るので、1日中問題なく使い続けられるか試してみました。
2か月間程度使い続けてみましたが、接続断が起こる回数は明らかに少なくなり、ストレスなく利用できています。
最安値で利用できるかは環境次第
マンション内での契約数により「NURO光 for マンション」の料金は変動する
ここまでNURO光の良い点を伝えてきましたが、マンション内での契約数により「NURO光 for マンション」の料金は変動することに注意が必要です。
以下は3年契約であるM2Tプランの月額負担額です。
「2,090~2,750円 /月」の記載を見ると安い料金を見がちですが、2,750円の想定をしておいた方が無難です。
※画像はNURO光HPより転載しています(https://www.nuro.jp/mansion/price/m2t/)
通常プランの月額料金は割高
「NURO光 for マンション」の料金は安いですが、NURO光の通常プランは他社の回線と比べて割高となっています。
以下はNURO光とソフトバンク光の料金比較です。
NURO光は速いですが、「NURO光 for マンション」が導入されていないマンションでの契約は他社の回線と比較の上で決めるべきと感じました。
おわりに
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回は「NURO光 for マンション」と「ソフトバンク光 マンションタイプ」を比較し、私の家ではNURO光の方が速く安いことが確認できました。
「NURO光 for マンション」を利用可能なマンションに住んでいる場合は乗り換えがおすすめです。
逆に「NURO光」の通常プランしか契約できないマンションに住んでいる場合は、割高となってしまうためおすすめしません。
※記事内容は公開当時の情報に基づくものです。