格安SIM

【povo2.0】携帯料金を安くしたいので0円のプランを検討した【ワイモバイルからの乗り換え】

2023年5月12日

スマホ料金は、利用に支障のきたさない範囲で、できるだけ抑えたいですよね。

今回はauの「povo2.0」を紹介します。
必要なデータ容量を自分で選ぶスマホプランで、スマホ料金を抑えたい人におすすめです。
月額のスマホ料金を0円にすることも可能なため、サブ回線としての利用もおすすめ。

povo2.0のメリットpovo2.0の注意点
データ容量や料金を柔軟に変えられる留守番電話がない
サブ回線にぴったり通信速度を切り替えられない

ワイモバイルからの乗り換えを検討中

私はこれまでワイモバイルのSIMを約3年間使用していましたが、他の格安SIMへの乗り換えを検討しています。
ワイモバイルは回線の安定性やワイモバイルユーザーならではの特典がある代わりに、価格が高いためです。
「大手キャリアよりは安いが、他の格安Simと比べると高い」という、悪く言えば中途半端な印象があります。

私はスマホ料金を抑えたくて格安SIMを選んだため、特典が少ない代わりに低価格なSIMの方が良いと感じています。
そこで見つけたスマホプランの1つが「povo2.0」です。

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povo2.0はauの新プラン

povo2.0は「ゼロから自分で作るスマホプラン」というキャッチコピーを持つ、auのスマホプランです。
その名の通り、自分の利用パターンに合わせて、一般的なスマホプランと比べて柔軟にプランを変更できます。

povo2.0はこんな人におすすめ

povo2.0の特徴を踏まえて、povo2.0は以下のような人におすすめです。

こんな人におすすめ!

  • 月々のスマホ料金を安くしたい人
  • 日ごとのデータ使用量に差がある人
  • サブ回線を持ちたい人
  • 月末に容量を追加で購入することが多い人
  • #ギガ活の対象店舗でよく買い物をする人

povo2.0の基本料金は0円

povo2.0の最大の特徴は料金体系です。
基本料金とデータ容量が0の状態に、有料のサービスを自分で選んでトッピングする形式です。

基本料金0円
データ容量0GB
データ容量が0GB時の通信速度最大128kbps
国内通話料22円/30秒(着信の場合は無料)
国内SMS利用料3.3円/通[70文字まで](受信の場合は無料)

なお、180日間以上有料トッピングの購入がない場合、利用停止、契約解除となることがあります。

トッピングの種類

povo2.0ではデータ容量だけでなく、通話やサポートといったサービスもトッピングで追加します。
それぞれのトッピングには利用可能な期間があることに注意しましょう。
期間が過ぎると余っていても失われてしまいます。

データトッピング

トッピングできるデータ容量の種類は以下の通りです。

データ容量利用可能な期間料金(税込)
1GB7日間390円
3GB30日間990円
20GB30日間2,720円
60GB90日間6,490円
150GB180日間12,980円
使い放題24時間330円
データトッピングの一覧。

データ容量を1GBのみ追加して、1か月間使い続けることはできません。
月額のスマホ料金を抑えたい場合は、必要なタイミングで1GBや使い放題を追加するか、3GBを追加するのが良さそうですね。

通話トッピング

通話トッピングはこんな感じ。

トッピングの内容利用可能な期間料金(税込)
5分以内かけ放題1か月間550円
通話かけ放題1か月間1,650円
通話トッピングの一覧。

コンテンツトッピング

コンテンツトッピングとして、DAZNやsmash.といった動画コンテンツの使い放題パックがあります。

トッピングの内容利用可能な期間料金(税込)
DAZN使い放題パック7日間925円
smash.使い放題パック24時間220円
コンテンツトッピングの一覧。

動画コンテンツのサービスを気軽に使えるのはうれしいですよね。
利用可能な期間が決まっているので、だらだら継続しにくいのもポイント。

サポートトッピング

povo2,0では、故障時の保証も、トッピングとして取り扱っています。

トッピングの内容利用可能な期間料金(税込)
スマホ故障サポート1か月間925円
コンテンツトッピングの一覧。

年2回まで、使用中のスマートフォンが故障した際に端末交換をしてもらえます。
端末交換には、別途料金が発生するので気を付けましょう。

【交換時負担金額(税込)】

  • iPhoneの場合:12,900円/回
  • Androidの場合:5,500円/1回目、8,800円/2回目

低速は128kbps

データ量をトッピングしていない状態での速度は128kbpsです。
いわゆる速度制限がかかった状態で、他社と比べても最遅の値です。

低速時の通信速度
楽天モバイル1Mbps
ワイモバイル1Mbps※1
UQ モバイル1Mbps
mineo200kbps
LINEMO1Mbps※2
nuro mobile200kbps
povo2.0128kbps
代表的な格安simとの低速時の通信速度の比較。128kbpsは最も遅い値。

※1「スマホベーシックプランM/R」「シンプルM/L」は最大1Mbps、「スマホベーシックプランS」「シンプルS」は最大300kbps、その他のプランは最大128kbps
※2「スマホプラン」は最大1Mbps、「ミニプラン」は最大300kbps

私はこれまでワイモバイルの「シンプルS」を利用していたため、データトッピングなしの状態ではさらに遅くなる、ということになります。
なお、128kbpsでもLineなどのテキストメッセージのやり取りは行えますが、画像を含むWebページの閲覧などには不便です。

データ容量を増やす「#ギガ活」

povo2.0には「#ギガ活」というサービスが提供されています。
#ギガ活は、対象店舗で一定金額以上利用すると、povo2.0で利用できるデータボーナスが付与されるサービスです。
なお、利用にはau payでの支払いが必要な場合もあります。

例えば、指定のコンビニで500円以上の買い物をすると、3日間有効な300MBのデータボーナスを受け取ることができる、といった感じです。
対象店舗はコンビニやスーパー、ドラッグストアなど様々で、ボーナス付与の条件は店舗によって異なります。

#ギガ活を利用することで、データトッピングをせずにデータ通信を行えます。
自分の生活の中で、対象店舗をよく使う場合にはおすすめ。

povo2.0にはないサービス

ワイモバイルの強みであったYahoo!Japan系サービスとの特典はない。

ワイモバイルにはあって、povo2.0にないサービスは以下です。

  • 実店舗でのサポート
  • キャリアメール
  • 留守番電話
  • 家族割引や光回線との抱き合わせ契約による割引
  • Yahooプレミアム会員
  • PayPayをお得に使える

povo2.0の魅力・メリット

ここからは、povo2.0の魅力を紹介します。

ココが魅力


  • データ容量や料金を柔軟に変えられる
  • サブ回線にぴったり

データ容量や料金を柔軟に変えられる

povo2.0の最大の魅力は、自分の状況に合わせてデータトッピングを選べること。
毎月同じ容量のプランではなく、不要なときはトッピングしないことで節約できます。

さらに、#ギガ活を活用することで、スマホ料金を0円で過ごすことも可能です。

サブ回線にぴったり

povo2.0は基本料金が0円の点やeSIM対応している点から、サブ回線にぴったりです。
povo2.0はデータ容量の追加料金が他社よりも安く、#ギガ活で無料で追加できるのも魅力。

デュアルSIM対応端末を使って、povo2.0と他社回線を利用するのがおすすめです。
デュアルSIMでなくとも、2台目のスマホを使う場合には役立ちますね。

povo2.0はデザリングが無料なため、ポケットWi-fi代わりとして使えます。
使い放題のデータトッピングと組み合わせることによって、外出先でもPCやタブレットを快適に使えます。

180日間トッピングを購入しないと、利用停止となるので気を付けましょう。

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povo2.0の気になる点・デメリット

ここからは、povo2.0の気になる点を紹介します。

ココに注意


  • 留守番電話がない
  • 通信速度を切り替えられない

留守番電話がない

大手キャリアや他の格安SIMにあるサービスの内、povo2.0には留守番電話がありません。

キャリアメールや実店舗でのサポートと比べて、留守番電話がないのは不便です。
知らない番号から電話がかかってきたとき、電話を出ずに留守電メッセージを確認する人もいるのではないでしょうか。

トッピングでも追加できないので注意しましょう。

通信速度を切り替えられない

通信速度の切り替え機能を持つSIMがあります。
データ通信量を消費する「高速」と、消費しない「低速」を自分で切り替えられる機能です。
切り替えることで無駄なデータ通信量を抑えられるため、スマホを快適に使えて節約できるのがポイント。

povo2.0には通信速度の切り替え機能はありません。

例えば以下の格安SIMには、切り替え機能があります。

通信速度を切り替えられるSIM

  • UQモバイル
  • 楽天モバイル
  • OCNモバイルONE
  • mineo
  • イオンモバイル
  • IIJmio
  • エキサイトモバイル
  • リンクスメイト

おわりに

最後まで読んでいただきありがとうございました。

今回はauの「povo2.0」を紹介しました。
必要なデータ容量を自分で選ぶスマホプランで、スマホ料金を抑えたい人におすすめです。
月額のスマホ料金を0円にすることも可能なため、サブ回線としての利用もおすすめ。

povo2.0のメリットpovo2.0の注意点
データ容量や料金を柔軟に変えられる留守番電話がない
サブ回線にぴったり通信速度を切り替えられない

※記事内容は公開当時の情報に基づくものです。



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