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【楽天プレミアムカード】プライオリティパスが無料。メリットは少ない。【誕生月キャンペーンでの入会がおすすめ】

2023年5月10日

楽天カードには、年会費のかかる上位カードが3種類あります。
「楽天ゴールドカード」「楽天プレミアムカード」「楽天ブラックカード」です。
入会時のキャンペーンをきっかけとして、私は「楽天プレミアムカード」に入会しました。

今回は楽天プレミアムカードを紹介します。
旅行や出張で空港を使う頻度が多い人にはおすすめです。
頻度が少ない場合や、楽天市場での利用額が年間37万円に満たない場合は、通常の楽天カードを使いましょう。

楽天プレミアムカードのメリット楽天プレミアムカードの注意点
旅行や出張が快適になる基本還元率は楽天カードと同じ
メインのクレジットカードとして使える損益分岐点は37万円

楽天プレミアムカードの特徴

楽天プレミアムカードはゴールドな色合い。

楽天カードにはない、楽天プレミアムカードならではの特典を紹介します。

楽天市場での買い物がポイント還元率は5倍

楽天プレミアムカードを使って楽天市場で買い物すると、5倍のポイントが還元されます。
基本的に「〇倍」は「〇%」と置き換えて問題ありません。
なお、通常の楽天カードは3倍です。

楽天市場での買い物が多い人にはうれしい特典ですね。
楽天市場以外での買い物は1倍のポイントが還元されます。

選べる3つの優待サービス

楽天プレミアムカードでは、3つの優待サービスから1つの特典を選ぶことができます。
優待サービスは「楽天市場コース」「トラベルコース」「エンタメコース」です。
特典内容は以下の表をご確認ください。

コース名楽天市場コーストラベルコースエンタメコース
おすすめな人買い物でポイントを
貯めたい人
旅行や出張が
多い人
家で映画や音楽、読書を
楽しみたい人
特典内容・プレミアムカードデーに楽天市場での決済でポイント+1%加算・楽天トラベルの決済でポイント+1%加算
・国内宿泊ご優待サービス
・手荷物宅配サービス
・楽天ブックスの決済でポイント+1%加算
・Rakuten TVの決済でポイント+1%加算
「プレミアムカードデー」は毎週火曜日・木曜日。ポイント倍率が増える決済は楽天プレミアムカードを使うのが条件。

選択後、6か月間はコースを変更できません。
約半年ごとにコースを変更できるので、大きな買い物や旅行の予定に合わせて選べますね。

ラウンジが無料で使える

楽天プレミアムカードを持っていると、空港での待ち時間を快適に過ごせます。
楽天プレミアムカードを持っているだけで、国内主要空港のラウンジを無料で利用できます。

また、海外空港のラウンジを利用できる「プライオリティ・パス」に無料で申し込めます。
プライオリティ・パスは世界1,300か所以上の海外空港ラウンジを利用できるサービスです。

プライオリティ・パスには会員ランクがあり、楽天プレミアムカードには最高ランクの「プレステージ」資格が付帯します。

会員ランク年会費ラウンジ利用料金同伴者料金
スタンダード99USドル32USドル32USドル
スタンダード・プラス299USドル10回まで無料(11回目以降は32USドル)32USドル
プレステージ429USドル無料32USドル
プライオリティ・パスの各ランクにおける料金。

プライオリティ・パスを利用するためには、通常は年会費と利用料金で、最低でも10,000円以上かかります。
楽天プレミアムカードに無料で付帯しているのはメリットですよね。

プライオリティ・パスの申し込み方法は以下のの記事で紹介しています。
こちらも参考となれば幸いです。

【楽天プレミアムカード】プライオリティパスの申し込みと更新方法を紹介

誕生月の買い物がお得

誕生月の楽天市場と楽天ブックスの買い物に楽天プレミアムカードを利用すると、ポイントがさらに+1倍されます。
「楽天市場コース」を選んだ場合は、最大7倍まで還元率が上がるのが特徴。

年会費は11,000円

楽天プレミアムカードの年会費は11,000円(税込)です。
楽天プレミアムカードは「プレミアム」と付いていますが、コスト面では他社の「ゴールドカード」と同じクラスのクレジットカードです。

楽天プレミアムカードに限らず、クレジットカードは入会時にポイントが付与されることが多いです。
公式サイトを事前に確認しましょう。

ポイントサイト経由で申し込むのもおすすめ。

【ポイ活】ポイントサイトを使ってお得に生活しよう【「稼ぐ」目的ではやらない】

楽天プレミアムカードの魅力・メリット

ここからは、楽天プレミアムカードを実際に利用して感じる魅力を紹介します。

ココが魅力


  • 旅行や出張が快適になる
  • メインのクレジットカードとして使える

旅行や出張が快適になる

手荷物宅配サービスで空港への往復が楽になる。

楽天プレミアムカードの最大の魅力は「旅行が快適になること」です。
世界の空港ラウンジを追加料金不要で利用できます。

さらに、「トラベルコース」を選ぶと「手荷物宅配サービス」を年に2回まで利用できます。
手荷物宅配サービスとは、海外に行く際、出発時に自宅などから出発空港へ、または到着時に空港から自宅などへ手荷物を無料で届けてくれるサービスです。

手荷物宅配サービスを利用できる荷物の大きさには「3辺の合計が160cmまで」という条件があります。
航空会社に無料で預けられる荷物は「3辺の合計が158cmまで」のため、ほとんどのスーツケースは手荷物宅配サービスも利用できると考えて問題ありません。

空港と自宅の往復で、スーツケースを運ばなくて済むのは楽ですよね。

メインのクレジットカードとして使える

楽天カードは常に1%のポイントが還元される点や、ポイントの使い道が豊富な点が特徴です。
生活に根付き、メインのクレジットカードとして利用しやすいですよね。

もちろん、楽天プレミアムカードも同様です。
楽天市場の還元率が高いため、楽天市場をよく使う人には特におすすめ。

楽天プレミアムカードの気になる点・デメリット

ここからは、楽天プレミアムカードを実際に利用して気になる点を紹介します。

ココに注意


  • 基本還元率は楽天カードと同じ
  • 損益分岐点は37万円

基本還元率は楽天カードと同じ

楽天プレミアムカードを使うと、楽天市場でお得に買い物できますね。
一方で、楽天市場以外でのポイント還元率は楽天カード同じ「1倍」です。

また、楽天市場コースを選んでも還元率が上がるのはプレミアムカードデーである「火曜日と木曜日だけ」という点に注意しましょう。
楽天市場では5の倍数の日に還元率が上がるキャンペーンを開催します。
2つを組み合わせてお得に買い物するためには、限られた日付や場所でしか買い物をできなくなってしまいます。

損益分岐点は37万円

クレジットカードに限らず、年会費を払うサービスは「価格に対する価値を得られるか(元を取れるか)」見極めることが大切ですよね。
楽天プレミアムカードの年会費は11,000円(税込)と高めです。

楽天市場での買い物で楽天プレミアムカードの元を取るには、以下の表の通り、約37万円を使う必要があります。

楽天市場での年間利用金額楽天カード
(3.0%還元)
楽天プレミアムカード
(6.0%還元)
年会費を引いたポイント
36万円10,800ポイント21,600ポイント10,600ポイント
37万円11,000ポイント22,200ポイント11,200ポイント
38万円11,400ポイント22,800ポイント11,800ポイント
楽天カードと楽天プレミアムカードのポイント還元の比較。楽天市場コースを選んで「プレミアムカードデー」に買い物をしている想定。

年間で37万円を使った場合、年会費を差し引いた上で楽天プレミアムカードで得られるポイントと、楽天カードで得られるポイントがほぼ一致します。

年間で37万円の買い物を楽天市場で行わず、空港の利用も少ない場合は、楽天プレミアムカードの恩恵を得られません。
その場合は、無料の楽天カードがおすすめ。

誕生日キャンペーンでの入会がおすすめ

誕生日月の入会キャンペーンの案内。

私が楽天プレミアムカードに入会したきっかけは「誕生日月の入会キャンペーン」です。

キャンペーンの内容は「楽天プレミアムカードへ切り替えて月末までに1回利用すると、年会費相当の11,000ポイントが付与される」というものです。
還元されたポイントは楽天ペイなどで日常の買い物に使えるため、楽天プレミアムカードを実質無料で1年間使えるのが特徴。

なお、このキャンペーンについては、誕生月を迎えようとしていたころ、ハガキによって案内がありました。

楽天カードの利用者は、ハガキが届いたら内容を確認の上で申し込むのがおすすめ。
11,000円の元を取れない場合、1年後に忘れずに解約しましょう。

おわりに

最後まで読んでいただきありがとうございました。

今回は楽天プレミアムカードを紹介しました。
旅行や出張で空港を使う頻度が多い人にはおすすめです。
頻度が少ない場合や、楽天市場での利用額が年間37万円に満たない場合は、通常の楽天カードを使いましょう。

楽天プレミアムカードのメリット楽天プレミアムカードの注意点
旅行や出張が快適になる基本還元率は楽天カードと同じ
メインのクレジットカードとして使える損益分岐点は37万円

※記事内容は公開当時の情報に基づくものです。



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