最近は500GBや1TBなど、大容量のドライブを持つPCが増えてきましたが、PCを使う中で音楽や動画などのデータを保存すると、容量がひっ迫しますよね。
今回はWindows11におけるストレージの空き容量の確認方法を紹介します。
音楽や動画を保存することが多い人は、定期的にストレージの空き容量を確認しましょう。
システムドライブのストレージは、ドライブ全体の20%程度を目安に確保するのがおすすめ。
なお、確認方法はWindows10もほとんど同じです。
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ストレージの空き容量の目安は20%
PCを快適に使用するにはストレージをギリギリまで使うのではなく、ある程度の余裕を持つことが大切です。
例えば、WindowsのシステムファイルがインストールされているCドライブを容量ギリギリまで使用すると、パソコンの動作に不具合が生じる可能性があります。
PCの操作が遅くなったり、固まったまま動かなくなったりすることも。
ドライブ全体の容量の20%以上を確保するのがおすすめ。
理由として、Windowsで行われるストレージの最適化処理「デフラグ」が挙げられます。
「デフラグ」はデータの保存・削除を繰り返し行うことで発生するストレージの断片化を解消し、読み書き速度を向上する操作です。
デフラグを行うにはドライブ全体の15%の空き容量が必要とされているためです。
ストレージがいっぱいになりそうな場合は、クラウドストレージや外付けドライブを使うのがおすすめ。
【バッファロー HD-AD4U3】大容量の4TBでコスパの良い外付けHDD【レビュー】
ストレージの容量を確認する方法
ここからは、ストレージの確認方法を紹介します。
PCによくデータを保存する人は、定期的にストレージの空き容量を確認しましょう。
Windows11でのスクリーンショットを掲載していますが、確認方法はWindows10でもほぼ同じです。
エクスプローラーから確認する方法
最も簡単にストレージの容量を確認する方法が「エクスプローラー」です。
ファイルの管理に利用することが多いですよね。
左のメニューから「PC」を選ぶと各ドライブが表示されます。
ドライブを右クリックし、「プロパティ」から空き容量を確認できます。
ドライブをダブルクリックして、詳細を確認しましょう。
それぞれのフォルダやファイルの容量も、同様に確認できます。
設定での確認がおすすめ
フォルダを1つずつ確認できるエクスプローラーに対し、ドライブ全体の使用量を把握するには「設定」がおすすめ。
Windowsから、「設定」→「システム」→「ストレージ」または「記憶域」を選びましょう。
Cドライブのストレージ状況が表示されます。
エクスプローラーと比べ、視覚的にわかりやすいですね。
各項目をクリックすると、詳細を確認できます。
外付けのストレージも確認できる
「ストレージ」にはデフォルトでCドライブが表示されますが、他のドライブも確認できます。
「記憶域の管理」→「ストレージの詳細設定」→「他のドライブでの使用済みストレージ」をクリックしましょう。
ドライブの一覧が表示されます。
Cドライブ同様、他の内蔵ドライブや外付けストレージも確認できます。
写真の保存にはAmazon Photosがおすすめ
PCのストレージがいっぱいになりそうなときには、ファイルを削除したり、外部ストレージに移動する必要がありますよね。
写真の保存に便利なのが「Amazon Photos」です。
Amazon PhotosはAmazonのプライム会員が無料で使えるクラウドストレージで、写真を無制限に保存できます。
以下の記事で紹介しています。こちらも参考となれば幸いです。
スマホの空き容量不足を解消!外部ストレージで容量を増やそう【Amazon Photos】
おわりに
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回はWindows11におけるストレージの空き容量の確認方法を紹介しました。
音楽や動画を保存することが多い人は、定期的にストレージの空き容量を確認しましょう。
システムドライブのストレージは、ドライブ全体の20%程度を目安に確保するのがおすすめ。
※記事内容は公開当時の情報に基づくものです。