本格的なカメラを使ってみたいと思っても、どのカメラを選べばよいか迷ってしまいますよね。
今回はFUJIFILMのミラーレス一眼「X-A5」を紹介します。
X-A5は5万円台で色鮮やかな写真を撮影できる、初心者におすすめのカメラです。
様々なカメラを試したい場合は、レンタルサービスの利用もおすすめ。
FUJIFILM「X-A5」のメリット | FUJIFILM「X-A5」の注意点 |
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手軽に綺麗な写真を撮影できる | スマホへの転送が面倒 |
小型で持ち運びやすい |
もくじ(クリックでジャンプ)
X-A5はFUJIFILMのエントリー向けミラーレス一眼
FUJIFILMの「X-A5」は2018年2月15日に発売された、ミラーレス一眼です。
レンズ付きの「レンズキット」でも価格は5万円台で、初心者にぴったり。
わたしも、初めてのミラーレス一眼として購入しました。
X-A5の外観やスペック
ここからは、X-A5の外観やスペックを紹介します。
シンプルなデザイン
X-A5はクラシカルでレトロ感のある、かわいらしいデザインが特徴です。
カラーはシルバー、ピンク、ブラウンの3色から選べます。
インタフェース
X-A5のモニターの右手側にはMicro-USB端子とHDMI端子があります。
これらの端子を使って充電や外部ディスプレイへの投影、撮影したデータの転送を行えます。
底面にはバッテリーとSDカードの差込口と、三脚に設置するための1/4インチカメラネジを搭載しています。
天面にはホットシューがあります。
照明やマイクといった外部アクセサリを取り付けるのに便利ですね。
ホットシューカバーはありません。
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バッテリー
X-A5は「NP-W126S」という充電式バッテリーを使用します。
バッテリーの持ちは以下の通りです。
X-A5の使用条件 | バッテリー持ち |
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写真の標準撮影枚数 | 約450枚 |
4K動画の実撮影電池寿命 | 約90分 |
フルHD動画の実撮影電池寿命 | 約100分 |
動画の撮影に使う場合や旅行でたくさん写真を撮る場合には、予備のバッテリーやモバイルバッテリーを持っておくと安心ですね。
予備のバッテリーは、少し高価ですが純正品がおすすめ。
互換商品が安く売られていますが、レビューを見ると不具合も散見されます。
互換商品を選ぶ場合には、バッテリーの状態を気にしながら使いましょう。
撮影を簡単にするタッチパネル
X-A5は、3.0型(3:2アスペクト)の液晶モニターを搭載しています。
この液晶モニターによって、撮影を簡単にできるシーンがあります。
カメラ初心者にとって、フォーカスを合わせるのは難しいですよね。
AFを使っても、自分が思う場所にフォーカスが当たらないこともあります。
そんなときは液晶モニターをタッチするだけで、簡単にフォーカスを合わせて撮影できます。
また、液晶モニターはチルト式のため、セルフィー撮影にも便利です。
直感的に操作できるボタン・ダイヤル
カメラに搭載されているボタンやダイヤルも、撮影を簡単にしてくれる仕組みの1つです。
シンプルな配置のため、初心者でも直感的に操作できます。
また、モニター左側の側面にあるフラッシュマークのつまみをスライドさせると、ストロボが飛び出します。
撮影シーンに合わせてカメラがの設定を自動で調整してくれる「シーンポジション」
X-A5は、シーンに合わせてカメラが色調を自動調整してくれる「シーンポジション」を搭載しています。
色調を変えてみたいけどマニュアルで操作するのは難しい場合や、時間をかけずに色調を変更したい場合におすすめの機能です。
X-A5が搭載しているシーンポジションは以下の11種類です。
シーンポジション | 機能 |
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人物 | 人物の撮影に適しています。 |
夜景 | 夕景や夜景の撮影に適しています。 |
夜景(三脚) | スローシャッターでの夜景撮影に適しています。 |
花火 | スローシャッターで打ち上げ花火を色鮮やかに撮影します。 |
夕焼け | 夕焼けを赤く鮮やかに撮影します。 |
スノー | 白く輝く雪景色での撮影に適しています。 |
ビーチ | 日差しの強い浜辺での撮影に適しています。 |
パーティー | 室内での結婚式やパーティーの撮影で使用します。 |
花 | 花を色鮮やかに撮影します。 |
文字の撮影 | 書類やホワイトボードなどを撮影するときに使用します。 |
多重露出 | 2枚の画像を重ねて1つの画像に合成します(多重露出撮影)。 |
主なスペック
X-A5の主な仕様はこんな感じです。
イメージセンサー | APS-C CMOS |
有効画素数 | 2,424万画素 |
ISO感度 | 標準出力感度:200~12800 拡張モード:100/25600/51200 |
質量(バッテリー、記録メディア含む) | 311g(361g) |
フィルムシミュレーションモード | 11モード |
仕様の詳細は公式サイトをご確認ください。
X-A5を実際に使って感じる魅力・メリット
ここからは、X-A5を実際に使って感じる魅力を紹介します。
ココが魅力
- 手軽に綺麗な写真を撮影できる
- 小型で持ち運びやすい
手軽に綺麗な写真を撮影できる
上の写真は実際にX-A5で撮影した写真をサイズ縮小したもの。
X-A5は5万円台にも関わらず、FUJIFILMの特徴である、色鮮やかな写真を撮れます。
ピント位置を変えて連続撮影した写真から、一部ではなく全体にピントが合った写真を作る「マルチフォーカス」機能や、15コマ/秒で撮影できる「4K連写」機能によって、撮影の幅も広いです。
レンズキットに付属のレンズを使うと、レンズの先端から5cmまでの接写ができます。
景色や人物はもちろん、物撮りにも使いやすいのもポイントです。
小型で持ち運びやすい
コンパクトで持ち運びやすいのも、X-A5の魅力です。
レンズキットでは、レンズ込みで約360gしかありません。
デザインもおしゃれでファッションの邪魔をしにくいため、持ち運びのハードルも低いですね。
X-A5を実際に使って気になる点・デメリット
ここからは、X-A5を実際に使って気になる点を紹介します。
ココに注意
- スマホへの転送が面倒
スマホへの転送が面倒
FUJIFILMのアプリ「FUJIFILM Camera Remote」を使って、X-A5からスマートフォンへデータを送ることができます。
また、アプリではスマホを使ってX-A5のシャッターを押すこともできます。
ただし、カメラとスマホのBluetooth接続が不安定で、データ転送は失敗することが多いです。
代わりにWi-Fiを使ってPCへを転送していましたが、同じように失敗することが多く、データ転送には不便さを感じます。
【ブログ】SONY RX100M4を使い始めたら写真掲載の流れがスムーズになった話
レンタルサービスで試してみるのもおすすめ
本格的なカメラは数万円~数十万円かかるため、購入に失敗したくないですよね。
また高価なため、複数のカメラを使って撮影するハードルが高いです。
それらの悩みを解決するのに便利なのが「カメラのレンタルサービス」です。
特に、以下のような方にはレンタルサービスがおすすめです。
レンタルサービスはこんな人におすすめ!
数多くのレンタルサービスの中でも、「GOOPASS(グーパス)」のサブスクプランでは、1日当たり約100円でカメラやレンズをレンタルできます。
何度でもカメラを変更できるのもポイント。
※別途配送料は発生します
おわりに
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回はFUJIFILMのミラーレス一眼「X-A5」を紹介しました。
X-A5は5万円台で色鮮やかな写真を撮影できる、初心者におすすめのカメラです。
様々なカメラを試したい場合は、レンタルサービスの利用もおすすめ。
FUJIFILM「X-A5」のメリット | FUJIFILM「X-A5」の注意点 |
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手軽に綺麗な写真を撮影できる | スマホへの転送が面倒 |
小型で持ち運びやすい |
※記事内容は公開当時の情報に基づくものです。