消費電力の大きい家電は、延長コードが使えないものもあり、設置場所に困りますよね。
今回は消費電力の大きい家電に便利な「高ワット用延長コード」の使い方を紹介します。
一口の延長コードは、ほこりが溜まりにくいのでおすすめです。
もくじ(クリックでジャンプ)
設置した家電のプラグがコンセントに届かない
「延長コードを使えません」という注意書きのある、消費電力が大きい家電を使うときは設置場所に注意しましょう。
家電自体の電源コードが短いと、コンセントまで届きません。
設置したのは全自動コーヒーメーカー
デロンギの全自動コーヒーメーカー「マグニフィカS」を設置しました。
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※今回はコーヒーメーカーを例にしていますが、オーブントースターなどの消費電力が大きい家電で同じことが言えます。
コーヒーメーカーは高温でお湯を沸かすので瞬間的に消費電力が大きく、2口コンセントを単独で使う必要があります。
また、火災防止のため延長コードは使えません。
しかし、マグニフィカSのケーブルは約2mしかありません。
コンセントから離れたところに設置すると、プラグが届かないこともあります。
設置位置を変える
家電のプラグがコンセントまで届かない場合、まずは設置位置の変更を考えますよね。
コンセントや他の家電の位置を考慮して設置場所を決めましょう。
一般的に、2口コンセントは合計で1,500Wまで対応しています。
コンセントに接続した家電の消費電力がオーバーしないように気を付けましょう。
高ワット用の延長コードを利用する
私の場合は、コーヒーメーカーの設置位置を変更できませんでした。
位置を変えられない場合は、家電の使用を諦めるか、注意しつつ延長コードを使うしかありません。
消費電力の大きい家電には高ワット用の延長コードがおすすめ。
私は正和電工の「高ワット用延長コード」を使っています。
ただし、高ワットにも耐えられるだけで、延長コードを禁止している家電に向けた商品ではありません。
あくまで自己責任であることは覚えておきましょう。
私は注意しながら1年以上使っていますが、問題は起きていません。
高ワット用延長コードを選ぶポイント
ここからは、高ワット用の延長コードを選ぶときのポイントを紹介します。
選ぶポイント
- ワット数の上限
- 口数は1つ
- 必要十分な長さ
ワット数の上限
家電の消費電力が、延長コードが対応しているワット数の上限を超えないように選びましょう。
私は1500W、125V15Aの延長コードを購入しました。
125V15Aは「125ボルト以下の電圧、15アンペア以下の電流に対応している」という意味です。
日本国内では電圧100Vの電気が供給されています。
口数は1つ
電源タップを購入するときは、口数が複数の商品を選びますよね。
高ワット用の延長コードを選ぶときは、口数が1つの延長コードを選びましょう。
1つの家電で独立して使う場合は、複数の差込口があっても無駄になってしまいます。
ホコリが入って火災につながることもあるので、無駄に口数を増やすのはおすすめしません。
必要十分な長さ
延長コードは巻かないで使える長さの商品を購入しましょう。
長い延長コードを選んで、テープや結束バンドで固定すると、発熱によってショートしてしまう可能性があります。
高ワット用延長コードを使うポイント
ここからは、高ワット用の延長コードを使うときのポイントを紹介します。
ココに注意
- ものを載せない
- ホコリを溜めない
- 見えるところで使う
- 古いものを使い続けない
ものを載せない
延長コードの上に物を載せたり、毎日踏んだりすると、コードが傷んでしまいます。
家電の電源が付いている間、延長コードには電気が流れ続けているので、周囲からの負荷がかからないように設置しましょう。
ホコリを溜めない
コードや電源プラグにホコリが溜まっていると、発火の原因になります。
コンセントやコードの周辺には、ほこりや髪の毛といった燃えやすいものがないよう気を付けましょう。
見えるところで使う
発火してしまった場合に備えて、コンセントが見えるところで使いましょう。
消費電力の大きい家電に延長コードを使うときには、万が一に備えることも大切ですよね。
安心して使うためには、寝るときや外出時には電源を切り、コンセントを抜くのもよいです。
古いものを使い続けない
一般的に延長コードの寿命は約5年です。
そのため、古くなったコードをそのまま使わず、5年を目安に買い替えましょう。
注意点:高ワット用延長コードの利用は自己責任で
メーカーが延長コードの利用を想定していない場合、何かあったときは自己責任となります。
「延長コードが使えない」と記載されているのであれば、できるだけコードを使わずに家電を利用しましょう。
延長コードを使わざるを得ない場合は、万が一のことが起こらないように工夫してくださいね。
初めて家電を使用するときには、特に注目して確認すると安心です。
おわりに
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回は消費電力の大きい家電に便利な「高ワット用延長コード」の使い方を紹介しました。
一口の延長コードは、ほこりが溜まりにくいのでおすすめです。
消費電力の大きい家電は発火やボヤに注意して使いましょう。
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※記事内容は公開当時の情報に基づくものです。