「デスクに物が多く、作業スペースがない」という経験はありませんか。
デスクにキーボードを置くとスペースを占有してしまい、書き物をしにくく困っていました。
今回はデスクの上をすっきりするために使える、キーボードスライダーを紹介します。
キーボードスライダーは収納だけでなく、PC作業時の姿勢の改善にも効果を発揮します。
キーボードスライダーのメリット | キーボードスライダーの注意点 |
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キーボードの操作がしやすくなる | 椅子のひじ置きと干渉することも |
デスクを整理できて作業に集中できる | デスクの高さが変わる |
姿勢の改善にも役立つ | デスク上のクランプが気になる |
もくじ(クリックでジャンプ)
デスク上のキーボードは邪魔
デスクトップPCを使っている人や、ノートPCを外付けのキーボードで操作している人にとって、キーボードの収納は課題となります。
毎日使う人は、しまうタイミングがなく、デスクに置いたままにすることも多いのではないでしょうか。
フルサイズのキーボードをデスクに置くと、デスクの作業スペースをそれなりに占有してしまいます。
私は奥行60cmのデスクを使っていますが、キーボードを置くと半分ぐらいのスペースが失われていました。
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デスク下にキーボードを収納できるのが「キーボードスライダー」
キーボードスライダーは、キーボードをデスクの天板の下に収納できる引き出しのような商品です。
サイズの大きい商品を選べば、キーボードだけでなくマウスも収納可能。
デスクがすっきりして作業スペースが生まれるだけでなく、集中力アップや姿勢の改善にもつながります。
購入したのはサンワサプライのキーボードスライダー「100-KB003」
サンワサプライのキーボードスライダー「100-KB003」を購入しました。
サンワダイレクトのキーボードスライダーには大きさのバリエーションだけでなく、トレーの角度や高さを調整できる商品もあります。
「100-KB003」はフルキーボードも乗る大きめサイズ
キーボードスライダーは様々な大きさから選ぶことができ、「100-KB003」はフルキーボードも収納できる大きめなサイズです。
キーボードスライダーを選ぶときは、事前に以下の3つの観点でサイズを確認しましょう。
- 幅と奥行き
- 天板の厚み
- 天板下のスペース
幅と奥行き
自分が置きたいものを置けるサイズのキーボードスライダーを選びましょう。
また、キーボードスライダーを押し込んだときにデスクに収まるサイズの必要があります。
「100-KB003」は幅が70cm、奥行きが26.5cmです。
天板の厚み
「100-KB003」のクランプでは、厚みが1.5cm~4.0cmの天板に取り付けられます。
使っているデスクの天板の厚みが、キーボードスライダーに対応しているか確認しましょう。
天板下のスペース
キーボードスライダーはデスクと床の間に設置します。
設置することで、デスク下の空間が少し狭くなります。
椅子に座ったときに足とぶつからないか、確認しましょう。
「100-KB003」では天板の下に約13cm程度のスペースが必要となります。
耐荷重が10kgで安定感がある
キーボードスライダーはデスクと両端の2箇所のみで固定するため、一見するとグラつきそうです。
しかし、実際にタイピングやマウス操作をしてもグラつくことはなく、安定感があります。
耐荷重は10kgで、キーボードやマウスといったPC周辺機器を置くには十分です。
クランプのねじが緩い場合は、キーボードを打つときにキーボードスライダーが全体がカタカタ揺れます。
外れてしまう前に気付けるのがポイントです。
デスクを傷つけないクランプ式
「100-KB003」は、デスクを挟んで固定するクランプ式と呼ばれるタイプの商品です。
クランプ式はデスクを傷つけないだけでなく。設置後に動かせるのもポイント。
トレーがスムーズに動くレール式
キーボードスライダーのトレーはレールの上をすべる仕組みとなっています。
片手でもスムーズに動かすことができます。
キーボードスライダーを実際に使って感じた魅力・メリット
ここからは、キーボードスライダーを実際に使って感じた魅力を紹介します。
ココが魅力
- キーボードの操作がしやすくなる
- デスクを整理できて作業に集中できる
- 姿勢の改善にも役立つ
キーボードの操作がしやすくなる
キーボードスライダーを使うことで、キーボードを身体に近い位置で使えます。
必要以上に腕を伸ばさずに済むので、操作しやすいです。
触りやすく、見やすい位置で操作できるので、タイプミスも少なくなると感じます。
また、キーボードの位置が低くなるので、肩の力が抜け、負担が減るのもポイント。
長時間のデスクワークでも疲れにくいです。
デスクを整理できて作業に集中できる
キーボードやマウスをキーボードスライダーに収納することで、デスクのものが減ります。
PCでの作業だけでなく、書き物の作業をできるスペースも生まれます。
また、視界に入るものが少なくなるので、集中力アップの効果も期待できますね。
姿勢の改善にも役立つ
キーボードスライダーにはデスク上の整理だけでなく、パソコン作業時の姿勢を改善する効果もあります。
デスクにキーボードを置いていると、デスクの上へ手を伸ばす必要があり、前のめりな姿勢になりがち。
画面と顔の距離も近くなりやすいです。
キーボードスライダーを使うとキーボードやマウスを体に近い位置で操作できるので、姿勢が前のめりになりにくいです。
正しい姿勢を保ちやすく、画面と顔の距離も程よく保つことができます。
キーボードスライダーを実際に使って気になった点・デメリット
ここからは、キーボードスライダーを実際に使って気になった点を紹介します。
ココに注意
- 椅子のひじ置きと干渉することも
- デスクの高さが変わる
- デスク上のクランプが気になる
椅子のひじ置きと干渉することも
キーボードスライダーは手前に引くので、椅子にひじ置きがあるとぶつかってしまうことがあります。
座るときは気を付けていても、デスクワーク中に椅子が前へ動き、キーボードを使おうとした際にひじ置きとぶつかるのは地味なストレスです。
椅子に付いているひじ置きやデスクの位置を事前に確認しましょう。
デスクの高さが変わる
キーボードスライダーを設置することで、足からデスクまでの高さが変わります。
キーボードの位置が変わるので、椅子やひじ置きの高さも合わせて確認しましょう。
「100-KB003」は高さを調整できません。
高さが合わない場合は、デスクや椅子の高さを調整しましょう。
ひじ置きクッションやリストレストのようなクッションを置いて調整するのもおすすめ。
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なお、サンワダイレクトには高さ調整のできるキーボードスライダーもあります。
こちらもご確認ください!
デスク上のクランプが気になる
クランプ式の取り付けはデスクを挟む仕組みのため、クランプがデスク上にあります。
キーボードスライダーはデスクの手前側に設置するため、クランプがそれなりに目立つことを覚えておきましょう。
おすすめのクランプ式収納アイテムはこちら
キーボードスライダーに限らず、クランプ式はデスク周りで使える製品でよく採用されている設置方法ですよね。
おすすめのクランプ式のアイテムを以下の記事で紹介しています。
こちらも参考となれば幸いです。
デスクの収納を広げるクランプ式アイテム5選【おすすめ商品を紹介】
おわりに
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回はデスクの上をすっきりするために使える、キーボードスライダーを紹介しました。
キーボードスライダーは収納だけでなく、PC作業時の姿勢の改善にも効果を発揮します。
デスクのサイズに合った商品を使って、より快適にパソコン作業をしましょう!
キーボードスライダーのメリット | キーボードスライダーの注意点 |
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キーボードの操作がしやすくなる | 椅子のひじ置きと干渉することも |
デスクを整理できて作業に集中できる | デスクの高さが変わる |
姿勢の改善にも役立つ | デスク上のクランプが気になる |
※記事内容は公開当時の情報に基づくものです。