WPS Office 2のようなOffice互換ソフトを購入する際には、複数のエディションからどれを選ぶべきか迷ってしまいますよね。
今回はOfficeの互換ソフト「WPS Office 2」の各エディションを紹介します。
Microsoft Officeでの「Office Home & Business」に相当する「Standard Edition」「Standard Plus」がおすすめです。
価格はMicrosoft Officeの約8分の1で、圧倒的なコスパの良さがポイント。
もくじ(クリックでジャンプ)
【結論】迷ったらStandard Editionがおすすめ
WPS Office2には4つのエディションがあります。
エディション選びに迷ったら「Standard Edition」がおすすめです。
「Standard Edition」はMicrosoft Officeでの「Office Home & Business」に相当しますが、Microsoft Officeの約8分の1の価格で購入できます。
各ソフトを単品で追加購入すると割高であるため、迷う場合は「Standard Edition」をはじめに買ってしまうのがおすすめ。
【互換ソフト】WPS Office 2は安価で十分な機能【Microsoft Officeとの違い】
WPS Office2に機能の異なる4種類のエディションがある
ここからは、WPS Office2のエディションを紹介します。
エディションは以下の4種類です。
WPS Office2のエディション
- Standard Edition
- Personal Edition
- Standard Plus
- Personal Plus
なお、過去に販売されていた上位エディションである「Platinum Edition」「Gold Edition」は販売が終了しています。
Writer (Word) | Spreadsheets (Excel) | Presentation (Power Point) | ユニバーサル デザインフォント | |
---|---|---|---|---|
Standard Edition | 〇 | 〇 | 〇 | |
Personal Edition | 〇 | 〇 | ||
Standard Plus | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
Personal Plus | 〇 | 〇 | 〇 |
どのエディションでも、SpreadsheetsはVBAに対応していません。
ExcelでVBAを使うことが多い人は注意しましょう。
なお、Writer、Spreadsheets、Presentationはそれぞれ単体でも購入できますが、価格が割高です。
基本機能が揃った「Standard Edition」
Standard Editionは、Writer、Spreadsheets、Presentationの3つの基本機能が揃ったエディションです。
Microsoft Officeでの、Word、Excel、Power Pointが含まれています。
簡単な文書作成や表計算、シンプルなスライドが作れればOKという人には、Standard Editionがおすすめ。
私は実際にStandard Editionを3年以上使っていますが、不便さを感じたことはありません。
用途が限定的な人向けの「Personal Edition」
Personal Editionは、機能が少ない代わりに最も低価格なエディションです。
含まれるソフトはWriter、Spreadsheetsの2種類です。
プライベートのPCではスライド作成はしないものの、家計簿などを表計算ソフトで作成したい場合はPersonal Editionを選びましょう。
ただし、Presentationを単品のソフトとして追加購入する場合は割高となるため、スライドを作る可能性がある場合は、はじめからStandard Editionを選ぶのがおすすめ。
ユニバーサルデザインを搭載した「Standard Plus」と「Personal Plus」
名前に「Plus」と付いている2つのエディション(Plusシリーズ)は、通常のStandard - Personal Editionに「WPS UD ゴシック」フォントが追加されているエディションです。
「WPS UD ゴシック」は、可読性・視認性・判読性を高めたユニバーサルデザインフォントをベースに開発され、より多くの方にとって見やすいフォントとなっています。
そのため、WPS Office2を使ってポスターのような掲示物や店頭POPといったパンフレットやチラシを作りたい、という方には特におすすめのエディションです。
エディションごとの価格の違い
WPS Office2のエディションごとの価格は以下の通りです。
価格(税込) | |
---|---|
Standard Edition | 5,690円 |
Personal Edition | 4,190円 |
Standard Plus | 5,990円 |
Personal Plus | 4,490円 |
Writer、Spreadsheets、 Presentation(単品) | 各3,390円 |
Microsoft Office 「Office Home & Business」 | 43,980円 |
WPS Office2の「Standard Edition」はMicrosoft Officeでの「Office Home & Business」に相当します。
WPS Office2はMicrosoft Officeと比べて圧倒的に安いことがわかりますね。
なお、特別なフォントが搭載されているPlusシリーズと通常シリーズの価格差は300円のため、長期間利用する場合はPlusシリーズがおすすめです。
公式サイトではセールを開催することも
購入時は、AmazonなどのショッピングサイトとKINGSOFTの公式サイトを比較するのがおすすめ。
公式サイトではセールが開催されることが多いため、チェックしましょう。
例えば、Plusシリーズが22%OFFとなり、通常シリーズより安くなることもあります。
まずは無料体験版を試すのがおすすめ
KINGSOFTの公式サイトでは、WPS Office2の無料体験版をダウンロードできます。
体験版は30日間利用でき、体験期間が終了しても自動で課金されることはないため、安心です。
メールアドレスなどの登録不要で試せるのもポイント。
フォントなどの一部の機能は制限されますが、基本的には製品版と同じ機能です。
Office互換ソフトが心配な場合は、まずは無料体験版を試してみるのがおすすめです。
WPS Office2はPCを変更したときにライセンスを使いまわせる
WPS Office2は、PCを買い替えるときにライセンスを購入し直す必要がありません。
1つのライセンスを使いまわせるため、低価格で長期間使い続けることができます。
ライセンスの移行については、以下の記事で紹介しています。
こちらも参考となれば幸いです。
WPS Office2は複数のパソコンで使える?PCを変更したときの移行方法【Office互換ソフト】
おわりに
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回はOfficeの互換ソフト「WPS Office 2」の各エディションを紹介しました。
Microsoft Officeでの「Office Home & Business」に相当する「Standard Edition」「Standard Plus」がおすすめです。
価格はMicrosoft Officeの約8分の1で、圧倒的なコスパの良さがポイント。
※記事内容は公開当時の情報に基づくものです。