2022年には大手キャリアから月額2,000円台の低料金プランが発表されましたよね。
それに伴い、格安SIMでは1,000円台や100円台のプランも登場しています。
今回はワイモバイルのメリットとデメリット、他社のSIMへ乗り換える理由を紹介します。
ソフトバンクの自社回線を使えるため速度は安定していますが、価格の高さが気になります。
スマホ料金を抑えたい場合は、他の格安SIMを検討するのがおすすめ。
ワイモバイルのメリット | ワイモバイルの注意点 |
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Yahoo!ショッピングやPayPayがお得に利用できる | 他の格安Simと比べて高い |
ソフトバンクの自社回線で安定している | 通信速度を切り替えられない |
2台目以降の契約が安い |
もくじ(クリックでジャンプ)
ワイモバイルから他の格安SIMへ乗り換えたい理由
私は2020年から約3年間、ワイモバイルのSIMを利用しています。
ワイモバイルはソフトバンクのサブブランド
ソフトバンクとワイモバイルは運営会社が同じため、ワイモバイルはソフトバンクと同じ回線を利用しています。
格安SIMでありながら、安定したソフトバンク回線を使えるのがワイモバイルの特徴です。
同じ例として、auのサブブランドに「UQ mobile」があります。
シンプルなプラン設定
ワイモバイルのスマホ向けプランは「シンプルS/M/L」という3プラン。
各プランの詳細は以下です。
S | M | L | |
月額基本料 | 2,178円 | 3,278円 | 4,158円 |
高速データ通信料 | 3GB | 15GB | 25GB |
低速時の通信速度 | 300kbps | 1Mbps | 1Mbps |
なお、通話料は22円/30秒、通信方式は4G/5Gに対応しています。(全プラン共通)
ワイモバイルから乗り換えをしたい理由
私はこれまでワイモバイルを利用していましたが、他の格安SIMへの乗り換えを検討しています。
ワイモバイルは回線の安定性やワイモバイルユーザーならではの特典がある代わりに、価格が高いためです。
「大手キャリアよりは安いが、他の格安Simと比べると高い」という、悪く言えば中途半端な印象があります。
私はスマホ料金を抑えたくて格安SIMを選んだため、特典が少ない代わりに低価格なSIMの方が良いと感じています。
ワイモバイルを2年以上利用して感じる魅力・メリット
ここからは、ワイモバイルを2年以上利用して感じる魅力を紹介します。
ココが魅力
- Yahoo!ショッピングやPayPayがお得に利用できる
- ソフトバンクの自社回線で安定している
- 2台目以降の契約が安い
Yahoo!ショッピングやPayPayがお得に利用できる
ヤフー株式会社はソフトバンクグループの傘下であるため、ワイモバイルユーザーはYahoo!サービスやPayPayをお得に使えるのが特徴です。
Yahoo!プレミアム会員の特典を無料で使い放題
「Yahoo!プレミアム会員」は、Yahoo!ジャパンの有料サービスです。
ワイモバイルユーザーは、Yahoo!プレミアム会員の特典を無料で使えます。
例えば、Yahoo!プレミアム会員はYahoo!ショッピングのポイント還元が+2%されます。
PayPayによる支払いや月額550円の追加オプション「Enjoyパック」を利用することによって、還元率は最大で12%です。
PayPay残高をお得にチャージできる
Yahoo!ショッピングの買い物に限らず、ワイモバイルユーザーはPayPayをお得に使えます。
PayPay残高のチャージ方法には、チャージ金額をスマホ料金と同様に支払うキャリア決済「ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い」があります。
その名の通り、ソフトバンク・ワイモバイルユーザー向けのチャージ方法です。
キャリア決済を利用すると、PayPayポイントとクレジットカードのポイントを二重取りできます。
詳細は以下の記事で紹介しています。こちらも参考となれば幸いです。
【PayPay】ソフトバンクまとめて支払いでポイント二重取り!【ワイモバイルでも使えるキャリア決済】
ソフトバンクの自社回線で安定している
ワイモバイルはソフトバンクの自社回線を利用しているので、大手キャリアと同じ安定した速度で快適に利用できます。
実際にソフトバンクからワイモバイルに乗り換えて2年以上使いましたが、通信速度が気になったことはありません。
お昼の時間帯に通信が遅くなることもありませんでした。
2台目以降の契約が安い
ワイモバイルには「家族割引サービス」や「親子割」といったサービスがあるため、複数のSIMを契約する人にはおすすめです。
どのプランでも、2台目以降は1台目と比べて約1,000円安くなります。
なお、家族割引サービスという名前ですが、一人が複数の電話番号を契約する際にも対象となるのがポイント。
他にも、自宅のインターネットをセットで契約することで受けられる「おうち割」など、ソフトバンク・ワイモバイル系列のサービスを組み合わせるとお得に契約できます。
ワイモバイルを2年以上利用して気になる点・デメリット
ここからは、ワイモバイルを2年以上利用して気になる点を紹介します。
ココに注意
- 他の格安Simと比べて高い
- 通信速度を切り替えられない
他の格安Simと比べて高い
ワイモバイルは他の格安SIMと比べて月額料金が高いです。
月額1,000円台で契約できる格安SIMが多いですが、ワイモバイルは最も安いプランでも2,178円です。
また、データ通信量が多いわけでもありません。
回線の安定性やワイモバイルユーザーならではの特典はありますが、「大手キャリアよりは安いが、他の格安Simと比べると高い」という中途半端な印象があるのが現状です。
Yahoo!ショッピングやPayPayを頻繁に使う場合や、複数のSIMを契約する場合でなければ、スマホ料金を抑えるためには他の格安SIMを利用しましょう。
通信速度を切り替えられない
通信速度の切り替え機能を持つSIMがあります。
データ通信量を消費する「高速」と、消費しない「低速」を自分で切り替えられる機能です。
切り替えることで無駄なデータ通信量を抑えられるため、スマホを快適に使えて節約できるのがポイント。
ワイモバイルには通信速度の切り替え機能はありません。
月の途中でデータ通信量がなくなってしまい、月末に低速で困ったり、課金してデータ通信量を増やしたりすることもありますよね。
例えば以下の格安SIMには、切り替え機能があります。
通信速度を切り替えられるSIM
- UQモバイル
- 楽天モバイル
- OCNモバイルONE
- mineo
- イオンモバイル
- IIJmio
- エキサイトモバイル
- リンクスメイト
おわりに
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回はワイモバイルを使って感じたメリットとデメリット、他社のSIMへ乗り換えたい理由を紹介しました。
ソフトバンクの自社回線を使えるため速度は安定していますが、価格の高さが気になります。
スマホ料金を抑えたい場合は、他の格安SIMを検討しましょう。
ワイモバイルのメリット | ワイモバイルの注意点 |
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Yahoo!ショッピングやPayPayがお得に利用できる | 他の格安Simと比べて高い |
ソフトバンクの自社回線で安定している | 通信速度を切り替えられない |
2台目以降の契約が安い |
※記事内容は公開当時の情報に基づくものです。