ドラム式洗濯機では、一度に洗濯できる容量に比べて、乾燥できる容量は少ないです。
そのため、ドラム式洗濯機を選ぶ際には「乾燥容量」を確認するのがポイント。
今回はドラム式洗濯機の選び方を紹介します。
家族構成やライフスタイルに適した乾燥容量の洗濯機を選び、後悔のない商品を選びましょう。
一人暮らしでは、マンションにも設置しやすいコンパクトなドラム式洗濯機がおすすめ。
ドラム式洗濯機のメリット | ドラム式洗濯機の注意点 |
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洗濯物を干す手間がなくなる | 縦型洗濯機よりも価格が高い |
時間帯や天候を気にせずに洗濯できる | |
洗濯機の運転中に外出できる |
もくじ(クリックでジャンプ)
【家族構成別】おすすめのドラム式洗濯機はこれ!
まず結論として、おすすめのドラム式洗濯機を紹介します。
1~2人暮らしはコンパクトサイズで十分
1~2人暮らしの場合、マンションにも置きやすいコンパクトサイズの洗濯機を選びましょう。
洗濯容量が7~10Kg、乾燥容量が3.5~5Kgがおすすめ。
大型のドラム式洗濯機と比べると、お求めやすい価格なのもうれしいですね。
シャープのコンパクトドラム「ES-S7G-WL」は、プラズマクラスターによって乾燥しながら除菌もできる洗濯機です。
3人以上では大きめサイズが安心
3人以上の家族で暮らしている場合は、洗濯容量が10Kg以上、乾燥容量が5Kg以上の洗濯機がおすすめ。
大型になるほど高価格となるため、注意しましょう。
日立製作所のビッグドラム「BD-SG100GL」は、比較的お求めやすい価格の洗濯機です。
ドラム式洗濯機の選び方
ここからは、ドラム式洗濯機の選び方を紹介します。
ドラム式洗濯機の選び方
- 洗濯容量と乾燥容量をチェック
- ドアを開閉できるサイズ
- 乾燥方式は2種類
洗濯容量と乾燥容量をチェック
乾燥機付きの洗濯機では、一度に洗濯できる容量と乾燥できる容量は異なります。
洗濯容量と比べて、乾燥容量は少ないので注意しましょう。
容量の目安は、1人当たり1日1.5Kgです。
1~2人暮らしであれば乾燥容量が3.5Kg~5Kg、3~4人暮らしであれば6Kg~7Kgの製品がおすすめ。
週末にまとめて洗濯する場合や毎日選択するなど、自分のライフスタイルも踏まえて選びましょう。
ドアを開閉できるサイズ
洗濯機を選ぶ際には、設置場所に入りきるサイズか事前に確認しましょう。
洗濯機は防水パンの上に設置するのが一般的ですよね。
標準的な防水パンのサイズはこちらです。
標準的な防水パンのサイズ
- 幅64cm×奥行64cm(正方形)
- 幅74cm×奥行64cm
- 幅80cm×奥行64cm
ドラム式洗濯機のサイズは、コンパクトなモデルで幅60cm×奥行60cm程度なため、ほとんどの防水パンには入りますね。
しかし、縦型洗濯機向けの防水パンでは、幅が60cmに満たない場合も。
自宅の防水パンに入らない場合は縦型洗濯機を選ぶか、「かさ上げ台」を使って防水パンを拡張しましょう。
【一人暮らし】防水パンにドラム式洗濯機が入らないときの設置方法【かさ上げ台】
本体のサイズに加えて、ドラム式洗濯機では側面に付いている扉を開閉できるかも確認しておく必要があります。
乾燥方式は2種類
ドラム式洗濯機の乾燥方式は、大きく2種類あります。
「ヒーター乾燥」と「ヒートポンプ乾燥」です。
乾燥機能を積極的に使う場合は、衣類が傷みにくいヒートポンプ乾燥がおすすめ。
ランニングコストが低く、電気代や水道代を抑えることもできます。
ヒーター乾燥 | ヒートポンプ乾燥 | |
---|---|---|
乾燥方法 | 乾燥器内のヒーターを使う、「排気タイプ」と「水冷除湿タイプ」の2種類。 | 湿気を含んだ空気を除湿し機外に排水、乾いた温風で乾燥させる。 |
乾燥方法のイメージ | ドライヤー | 除湿器 |
衣類への影響 | 傷みや縮みが起きやすい | 傷みが少ない |
電気代 | 高い | 安い |
ドラム式洗濯機の魅力・メリット
ここからは、ドラム式洗濯機の魅力を紹介します。
ココが魅力
- 洗濯物を干す手間がなくなる
- 時間帯や天候を気にせずに洗濯できる
- 洗濯機の運転中に外出できる
洗濯物を干す手間がなくなる
ドラム式洗濯機を使うことによって、洗い・すすぎ・脱水・乾燥を全て自動で行えます。
乾燥まで自動で行えるため、「洗濯物をハンガーに掛けて干す」「干した洗濯物を取り込む」といった作業がなくなるのがメリット。
毎回の洗濯でかかる時間が減るため、その時間を別のことに使えるのはうれしいですよね。
時間帯や天候を気にせずに洗濯できる
自動で乾燥まで行えるため、時間帯や天候を気にせずに洗濯できます。
日光の差し込む時間・天気を待たずに洗濯できるのはメリットです。
集合住宅に住んでいる場合は稼働音が隣の部屋に聞こえる可能性もあるため、深夜に動かすのは控えましょう。
外出中に雨が降っても、干している洗濯物の心配をしなくて済むのもポイント。
洗濯機の運転中に外出できる
自分で洗濯物を干す作業が不要となるため、自宅で洗濯の完了を待つ必要がなくなります。
洗濯機を動かしながら出かけられるため、家事のために使う時間が短くなるのがポイントです。
ドラム式洗濯機の気になる点・デメリット
ここからは、ドラム式洗濯機の気になる点を紹介します。
ココに注意
- 価格が高い
縦型洗濯機よりも価格が高い
ドラム式洗濯機は縦型洗濯機と比べて価格が高いです。
初期費用を抑えたい場合は、必要十分なサイズのドラム式洗濯機を選んだり、乾燥機付きの縦型洗濯機を選びましょう。
乾燥機付き縦型洗濯機のメリットとデメリットとは?【ドラム式との違いを紹介】
おわりに
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回はドラム式洗濯機の選び方を紹介しました。
家族構成やライフスタイルに適した乾燥容量の洗濯機を選び、後悔のない商品を選びましょう。
一人暮らしでは、マンションにも設置しやすいコンパクトなドラム式洗濯機がおすすめ。
ドラム式洗濯機のメリット | ドラム式洗濯機の注意点 |
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洗濯物を干す手間がなくなる | 縦型洗濯機よりも価格が高い |
時間帯や天候を気にせずに洗濯できる | |
洗濯機の運転中に外出できる |
※記事内容は公開当時の情報に基づくものです。