Ankerの「Soundcore Liberty 4」は約15,000円で購入できる、高音質の完全ワイヤレスイヤホンです。
今回はAnkerの「Soundcore Liberty 4」を紹介します。
「欲しい機能をすべて揃えたLibertyシリーズ最高傑作」とも言われている「Soundcore Liberty Air 2 Pro」の後継機です。
マルチポイント接続によって、Bluetooth接続を切り替えることなく音楽再生とWeb会議や通話を出来るのがポイント。
Soundcore Liberty 4のメリット | Soundcore Liberty 4の注意点 |
---|---|
音質が良い | ケースは落としやすい |
マルチポイント接続が通話に便利 | ヘルスモニタリング機能は活用できる機会が少ない |
Soundcore Liberty Air 2 Proよりもコンパクト | |
感圧センサーコントロールが使いやすい |
もくじ(クリックでジャンプ)
Soundcore Liberty Air 2 Proからの買い替え
私は約2年間、Ankerの「Soundcore Liberty Air 2 Pro」を使用していました。
使い続けることによって、バッテリーの劣化や、Bluetooth接続時に片方が認識されないことが起こるようになり、買い替えました。
購入したのは「欲しい機能をすべて揃えたLibertyシリーズ最高傑作」とも言われている「Soundcore Liberty 4」です。
「Soundcore Liberty Air 2 Pro」の後継機に当たります。
Ankerはコスパが良く信頼できる製品が多い
Ankerはモバイルバッテリーや充電器を始め、スピーカー、イヤホンといったオーディオ周辺機器、ワイヤレス機器などのデジタル製品を取り扱う中国の企業です。
値段の安さと品質の良さが評判のメーカーで、Amazonで商品を取り扱っています。
私はイヤホンだけでなく、ケーブルホルダーやモバイルバッテリーなどもAnker製品を使っています。
いずれもコスパが良く、満足度が高い商品です。
Ankerのケーブルホルダーは強力マグネットでデスク整理できる【Magnetic Cable Holder】
【レビュー】 USB充電器にもなる便利なモバイルバッテリー【PowerCore III Fusion 5000】
Soundcore Liberty 4 のパッケージ内容と製品について
ここからは「Soundcore Liberty 4」のパッケージ内容や製品の特長を紹介します。
パッケージ内容
イヤホン本体、充電ケース、イヤーチップ、充電ケーブルがセットになっています。
イヤーチップは2層構造で、4種類のサイズが入っています。
充電ケーブルは端がUSB Type-CとUSB Type-Aのケーブルです。
スライド式ケース
「Soundcore Liberty 4」のケースは「Soundcore Liberty Air 2 Pro」と似ており、ケースの蓋をスライドしてイヤホンを取り出します。
片手でスライドし、もう片方の手でイヤホンを取り出しましょう。
持ち運びやすいサイズ
「Soundcore Liberty 4」のケースのサイズは、縦5.6cm×横5.8cm×高さ2.7cmです。
「Soundcore Liberty Air 2 Pro」と比べて一回り小さくなりました。
重さは本体が6g、ケースと本体の合計は54gです。
パワーアップしたウルトラノイズキャンセリング機能
「Soundcore Liberty 4」には「ノイズキャンセリングモード」と「外音取り込みモード」があります。
どちらのモードもオフにしている状態が「標準モード」です。
ノイズキャンセリングモード
ノイズキャンセリングは、Anker独自の「ウルトラノイズキャンセリング2.0」を搭載しています。
「Soundcore Liberty Air 2 Pro」に搭載していた「ウルトラノイズキャンセリング」と比べて、周囲の騒音レベルに合わせてノイズキャンセリングの強度を自動で調整してくれるのが特徴です。
またパーソナライズ設定をすることにより、自分の聴覚に合わせてカスタマイズできます。
外音取り込みモード
標準モードと比べて、外部の音が良く聞えます。
外音取り込みモードは、取り込む対象を以下から選ぶことができます。
- 全ての外音
- 音声フォーカス
他のが異音に比べて、会話やアナウンスのような音声をよりはっきりと取り込みます。
駅などでアナウンスを聞きたいときや、買い物中にレジに並んだときに、イヤホンを外す必要がなくなるのがポイント。
マルチポイント接続
「Soundcore Liberty 4」は2台の端末に同時接続できるマルチポイント接続機能を搭載しています。
音楽プレイヤーやスマホで音楽を聴き、PCでWeb会議をする際などに、Bluetooth接続を切り替える必要がなく、便利です。
2つの端末から同時に音を聴くことはできない点には注意しましょう。
小雨ぐらいなら問題のないIPX4防水
「Soundcore Liberty 4」はIPX4の防水規格(生活防水仕様)を採用しています。
完全防水ではないので、お風呂の中や水の中では使えませんが、小雨程度であれば問題なく使えます。
イヤホン本体に防水機能がありますが、ケースには防水機能がありません。
ケースは濡らさないように気を付けましょう。
なお、防水性能は「Soundcore Liberty Air 2 Pro」と同じです。
再生時間は28時間
「Soundcore Liberty 4」は最大28時間の音楽再生ができます。
- 標準モード時:最大9時間(イヤホン本体) / 最大28時間(充電ケース使用時)
- ノイズキャンセリングモード時:最大7時間(イヤホン本体) / 最大24時間(充電ケース使用時)
- LDACTM使用時:最大5.5時間(イヤホン本体) / 最大16.5時間(充電ケース使用時)
性能が「Soundcore Liberty Air 2 Pro」よりも向上しているにも関わらず、電池持ちも約2時間向上しているのがポイント。
なお、USB-Cケーブルを使うと約2時間でフル充電できます。
15分の充電で3時間も再生できるので、急な外出でも安心です。
装着検出機能
「Soundcore Liberty 4」は「装着検出機能」を搭載しています。
耳からイヤホンを外すと音声が一時停止し、再び装着すると再開される機能です。
買い物時やイヤホン紛失の防止など、役立ちます。
スマホのデフォルトの音楽アプリ以外を利用していると、装着検出機能が邪魔に感じる場合もあるので注意しましょう。
私が装着検出機能を使わなくなった理由を以下の記事で紹介しています。
こちらも参考となれば幸いです。
ワイヤレスイヤホンの装着検出機能とは?メリット・デメリットといらない理由を紹介。
ヘルスモニタリング機能
「Soundcore Liberty 4」は健康状態をチェックできる「ヘルスモニタリング機能」を搭載しています。
イヤホンの装着中だけですが、以下のデータを取得できます。
ヘルスモニタリング機能で取得できるデータ
価格は14,990円
「Soundcore Liberty 4」の価格は14,990円(税込)です。
Ankerの商品はAmazonのセール時に安くなりやすく、約11,290円まで値下げしたこともあります。
セール時には旧モデルの「Soundcore Liberty Air 2 Pro」の定価よりも安くなることもあるため、今から購入する場合は「Soundcore Liberty 4」がおすすめ。
Soundcore Liberty 4とSoundcore Liberty Air 2 Proの性能比較
ここからは、Soundcore Liberty 4とSoundcore Liberty Air 2 Proの性能を比較します。
それぞれのカタログスペックは以下の通りです。ac
Soundcore Liberty 4 | Soundcore Liberty Air 2 Pro | |
---|---|---|
ドライバー | A.C.A.A 3.0 | PureNote |
3Dオーディオ | 〇 | × |
ハイレゾ再生 | 〇 | 〇 |
ウルトラノイズキャンセリング | 〇(強度を調節可能) | 〇 |
サイズ (充電ケース) | 縦5.6cm×横5.8cm×高さ2.7cm | 縦5.8cm×横6cm×高さ2.8cm |
重量 (イヤホン / 充電ケース収納時) | 6g / 54g | 5.4g / 61.2g |
再生可能時間 (イヤホン / 充電ケース) | 9時間 / 28時間 | 7時間 / 26時間 |
対応コーデック | SBC / AAC / LDAC | SBC / AAC / LDAC |
ヘルスモニタリング | 心拍モニタリング、ストレスチェック、 ワークアウト機能等 | × |
イコライザー機能 | 20種類以上のプリセット・カスタム ・HearID | 20種類以上のプリセット・カスタム ・HearID |
マルチポイント接続対応 | 〇 | × |
外音取り込み機能 | 〇 | 〇 |
防水規格 | IPX4 | IPX4 |
価格(税込) | 14,990円 | 12,980円 |
Soundcore Liberty 4は性能が向上したにも関わらず、再生可能時間も伸びているのがポイント。
これから購入する場合はSoundcore Liberty 4を選ぶのがおすすめ。
Soundcore Liberty 4を実際に使って感じる魅力・メリット
ここからは、Soundcore Liberty 4を実際に使って感じる魅力を紹介します。
ココが魅力
- 音質が良い
- マルチポイント接続が通話に便利
- Soundcore Liberty Air 2 Proよりもコンパクト
- 感圧センサーコントロールが使いやすい
音質が良い
「Soundcore Liberty 4」は以下の3つの特徴により、価格以上の高音質を実現しています。
高音質を実現している特徴
個人的には「Soundcore Liberty Air 2 Pro」と比べて音の解像度が高い印象で、些細な音までしっかり聴きとれると感じます。
専用アプリで自分好みの音質にカスタマイズできる
「Soundcore Liberty 4」は、一人ひとりにパーソナライズする「HearID」を搭載しています。
専用アプリ上で特定の周波数帯域における音の聞き取りやすさを測定し、自分に合った音質へ自動で調整してくれます。
またイコライザー機能も備えており、音質を自分好みに変更できます。
20種類以上のプリセットから選べるだけでなく、自分でカスタマイズも可能です。
マルチポイント接続が通話に便利
「マルチポイント接続」は「Soundcore Liberty Air 2 Pro」と比べたときの「Soundcore Liberty 4」の大きな魅力に感じます。
私はスマートフォンとウォークマンを使って音楽を聴くため、Bluetooth接続の切り替えがなくなるのは便利です。
音楽再生だけでなく、通話やWeb会議の際にもワイヤレスイヤホンを使いたい人は、マルチポイント接続可能なイヤホンがおすすめ。
Soundcore Liberty Air 2 Proよりもコンパクト
「Soundcore Liberty 4」はケースが「Soundcore Liberty Air 2 Pro」と比べて一回り小さくなりました。
ポケットに入れて持ち運べる大きさです。
ワイヤレスイヤホンはケースごと持ち運ぶことが多いため、サイズが小さいのは魅力ですよね。
感圧センサーコントロールが使いやすい
「Soundcore Liberty 4」はイヤホンの側面を軽く押し込むことで、イヤホン本体を操作できます。
専用アプリを使って、1回から3回までのタッチの内容をカスタマイズしましょう。
「Soundcore Liberty Air 2 Pro」のタップ操作は誤操作があったので、物理的な感触があるのは便利です。
「カチッ」という音が聞こえるのでタッチ回数がわかりやすいのもポイント。
押し込む感度はアプリで調節できるので、誤操作も減らすことができます。
Soundcore Liberty 4を実際に使って気になる点・デメリット
Soundcore Liberty 4を実際に使って気になる点を紹介します。
ココに注意
- ケースは落としやすい
- ヘルスモニタリング機能は活用できる機会が少ない
ケースは落としやすい
「Soundcore Liberty 4」のケースはサラサラとした触り心地です。
「Soundcore Liberty Air 2 Pro」のケースはマットな質感であったため、乗り換えた人は使い慣れるまで落とさないように注意しましょう。
ヘルスモニタリング機能は活用できる機会が少ない
「Soundcore Liberty 4」に備わっている「ヘルスモニタリング機能」は活躍する機会が限定的だと感じます。
音楽を聴きながら運動するときには役立ちますが、イヤホンは一日中つける機会は少ないですよね。
日々の活動を記録するには、スマートウォッチの方が適していると感じます。
【Fitbit Inspire2レビュー】何ができる?必要十分な機能で初めてのスマートウォッチにおすすめ。
もちろん、ヘルスモニタリング機能は邪魔になる機能ではありません。
おわりに
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回はAnkerの「Soundcore Liberty 4」を紹介しました。
「欲しい機能をすべて揃えたLibertyシリーズ最高傑作」とも言われている「Soundcore Liberty Air 2 Pro」の後継機です。
マルチポイント接続によって、Bluetooth接続を切り替えることなく音楽再生とWeb会議や通話を出来るのがポイント。
Soundcore Liberty 4のメリット | Soundcore Liberty 4の注意点 |
---|---|
音質が良い | ケースは落としやすい |
マルチポイント接続が通話に便利 | ヘルスモニタリング機能は活用できる機会が少ない |
Soundcore Liberty Air 2 Proよりもコンパクト | |
感圧センサーコントロールが使いやすい |
※記事内容は公開当時の情報に基づくものです。